概要
足利義満の猶子となり、醍醐寺三宝院門跡を務める。父親は公卿二条兼基の孫・今小路基冬。足利義持・足利義教の二代に渡り、室町幕府将軍の政治顧問を担った。
経歴
1428(正長元)年:准三宮下賜
1429(正長2)年:四天王寺検校補任
1434(永享6)年:醍醐寺座主を門弟に譲位
著書
「満済准后日記」
登場作品(小説・ドラマ)
小川剛生「足利義満」
浮田冥婦「花と金の城」
その他
満済准后日記は、室町時代の政治・文化を研究する上で重要な史料として扱われる。足利義持が尻の出来物をかきむしったことによる感染症で亡くなったことを取り上げたのも同書である。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
満済
満済准后
出典
日本国語大辞典「満済」