概要
この概念が出来たのはテレビアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』9話「君たちの名は?」において唐可可がユニットの名前を決める際に
「確かレジェンドスクールアイドルはかつて…」
といい、どこかのスクールアイドルと同じ方法でユニット名を決めようとしたのである。(もっとも、そのユニット名を決めたのは後にそのユニットに加わる事になる人だったのだが…)
だがこの台詞でもっとも重要な事と言えるのはかの仮面ライダー、プリキュア、スーパー戦隊、ウルトラマンシリーズ等の長寿シリーズに見られる概念と同じ物がラブライブ!シリーズにも出来た事である。
勿論、このレジェンドスクールアイドルがμ'sとは明言は一切されておらず、たまたまμ'sと同じやり方をした他のスクールアイドルの真似を可可がしただけかもしれない(そもそも無印やサンシャイン!と同一の世界なのかどうかも明かされていない)
だが、私達視聴者から考えればアニメの歴史においてはμ's、Aqoursは勿論A-RISE、Saint_Snow、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は十分レジェンドスクールアイドルと言われてもいい存在であり(ただしゲームやライブにおいてはA-RISE以外絶賛活動中だが、まぁそれはレジェンドライダー等が本編が終わっても別の展開で活躍しているのと同等に考えればいいだろう)アニメがそれを公式化したのは大いにラブライバーにとっては喜ばれる事だろう。
今後の話でμ's、Aqoursについて触れられるのかどうか、期待していきたい所である(勿論そういう歴代を意識すると物語として縛りが出てしまう為、その縛りを作らない方が良いという人もいるので、意識した方が良いのかどうかというのは人それぞれであるが)
ラブライブ!サンシャイン!!
「レジェンドスクールアイドル」という言葉ではないにしろ、自作品より前の作品のスクールアイドルを伝説扱いしているというのは、『サンシャイン!!』が先達になる。
『サンシャイン!!』では、「千歌はμ'sに憧れてスクールアイドルを始めた」と、ちゃんとμ'sの名前を出しており、アニメ版では千歌のみならず、ダイヤたち3年生や、ルビィや花丸にとっても憧れの存在。
加えて梨子にとっては、沼津に来る前にμ'sの出身校・音ノ木坂学院に通っていたという設定なので、『サンシャイン!!』はμ'sの存在なくしては成り立たない作品となっている。
アニメ版の中でのμ'sは既に活動を終了してから数年が経過しており、母校である音ノ木坂学院には、なぜかμ'sがいた痕跡が全く存在しない。
見方を変えると、「音ノ木坂学院にとって、μ'sは隠したい汚点なのでは?」とも思えてしまうが、千歌がそうであるように、多くのスクールアイドルが憧れる伝説の存在であることは間違いない。
ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ
『蓮ノ空』においても、「レジェンドスクールアイドル」という言葉自体は登場しないものの、それに類する描写がある。
蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブの部長である乙宗梢は、幼い頃に見たスクールアイドルの姿に感動し、憧れ、スクールアイドルになることを決めた。
彼女が憧れたスクールアイドルは「その活躍で、母校を廃校から救った」とのことで、更に梢の「DEEPNESS」での髪型(ポニーテール)は憧れのスクールアイドルのオマージュであり、更に更に、梢の好きな楽曲は「Mermaid festa vol.1」。
そう、グループ名こそ登場しないものの、『蓮ノ空』の世界にはμ'sが存在するのである。
関連タグ
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