ジェンヴィル
じぇんゔぃる
概要
『ウマ娘プリティーダービー』に登場するジェンティルドンナ(ウマ娘)とヴィルシーナ(ウマ娘)のコンビ/カップリングタグ。モデル馬が12世代を代表する牝馬同士で、かつ父馬が一緒という関連性がある。
7度の対戦経験(うち6度はGⅠ)があるが、以下の通りジェンティルドンナが6勝1敗と圧倒している(1敗もヴィルシーナが勝ったわけではなく、あくまで先着しただけであり、真の意味でヴィルシーナが彼女に勝ち越したレースはない)。但し下記の表を見てわかる通りジェンティルドンナが1着ヴィルシーナが2着というレースが4回あり、しかも3回は牝馬三冠レースでジェンティルドンナがいなければヴィルシーナがトリプルティアラを達成していた結果となっている(秋華賞に至っては最後の直線競り合ってのハナ差であり、どっちに転んでもおかしくない状態であった)。ヴィルシーナはジェンティルドンナが出走しなかった2013年と2014年のヴィクトリアマイルで連覇を達成しており、ヴィルシーナも最強牝馬と称される成績を残しているが、ジェンティルドンナが強すぎて歯が立たなかったというのが実情である。
年度 | レース | グレード | ジェンティルドンナ | ヴィルシーナ | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2012 | 桜花賞 | GⅠ | 1着 | 2着 | 着差1/2バ身差 |
2012 | オークス | GⅠ | 1着 | 2着 | 着差5バ身差 |
2012 | ローズS | GⅡ | 1着 | 2着 | 着差1と1/2バ身差 |
2012 | 秋華賞 | GⅠ | 1着 | 2着 | 着差ハナ |
2013 | ジャパンC | GⅠ | 1着 | 7着 | |
2014 | 宝塚記念 | GⅠ | 9着 | 3着 | 1着はゴールドシップ |
2014 | 有馬記念 | GⅠ | 1着 | 14着 | 2頭とも引退レース |
ウマ娘でもこの状況が再現されており、ヴィルシーナが何度も対決を挑むもジェンティルドンナが桁違いの力を見せつけるシーンが多々ある。例えばジェンティルドンナの走りのさすがと感心するヴィルシーナに対してジェンティルドンナは「あの程度の走りでさすがと言ってほしくないわ」と言ってさらに上を行く走りで言葉を失わせたり、ウマ娘用のキック測定マシンで測定不能を出したヴィルシーナに対してジェンティルドンナは測定マシンを破壊するなど「ヴィルシーナも凄いがジェンティルドンナがあまりにやばすぎる」状況となっている。それでもヴィルシーナは諦めることなく何度も対決を挑んでいる点も史実通りといえる。
その他
この2人がウマ娘化される10年前に競走馬擬人化として同人漫画化されており、ある意味ウマ娘関連のカップリングタグの先駆け的状況ともいえる。
関連タグ
ジェンティルドンナ(ウマ娘) ヴィルシーナ(ウマ娘) 12世代
ウオスカ:牝馬三冠路線にて冠を分け合うことなく1・2着となったライバル同士をモデルに持つウマ娘CP繋がり。ただし、こちらは三冠とも争ったわけではない(2冠目となるオークスには両者とも未出走。但しウオッカは日本ダービーのほうに出走して優勝)他、直接対決だった残りの牝馬二冠レースにて2着だった方(ウオッカ)も5戦中2回は勝ち越しているという点は違うが。