平和(名探偵コナン)
へいかず
概要
19巻「浪花の連続殺人事件」に和葉が登場して以来、事あるごとにラブコメを繰り広げている『名探偵コナン』の公式男女カップリングの一つ。
気の置けない幼馴染という関係性もあってか、大阪の高校生カップルらしく(?)普段のやり取りはほぼ夫婦漫才。お互いなかなかのヤキモチ焼き(※付き合ってない)で、普段は遠慮のない態度で和葉に接している平次も、彼女に他の男が近づいた途端に大好きな推理に集中するのが難しくなる。
和葉が作ったお揃いのお守りを持ち合っており、中には和葉がこっそり入れた、幼少時に二人が繋がれてしまった思い出の手錠のカケラが入っている。二人の関係性を象徴するアイテムであり、作中の描写から双方が持ち歩いてることが確認できる。
この二人のラブコメを主軸とした劇場版も制作されており、エピソードに事欠かない王道カップルだが、初登場から「工藤」と勘違いした蘭を牽制するなど自身の気持ちに非常に素直な和葉と違い、平次の方は「お前ガキだな」とコナン(※外見年齢小学1年生)に揶揄されるレベルで恋愛偏差値が低いため、「関係が進展するかと思ったらむしろ後退する」という展開を長年繰り返し、ファンをヤキモキさせていた。
しかし80巻を過ぎた頃に起きたとある出来事をきっかけに、平次がようやく和葉への恋心を自覚するに至り、今度は「ロンドンのビッグ・ベンの前で蘭に告白した新一に対抗しうるシチュエーションで和葉に告白する」べく、相応しい舞台を求めて東奔西走するようになっている。
双方の父親が上司と部下で親友、という関係性のためか、付き合いは家族ぐるみであり、平次の両親が体調を崩した際は和葉が二人の看病をするために服部邸を訪れるほど懇意な仲である。
平次の用事(主に依頼)に和葉が同行し、途中でコナンたちと合流して事件に巻き込まれるのがほぼ定番パターン。傍から見れば高校生の男女二人の泊りがけの小旅行だが、これが許されているのも両家の関係性ゆえだろうか。
告白失敗の記録
- ドラマロケが行われた群馬の貸別荘:帰りがけに試みたが、ゾンビに扮装した一般人の横槍で気分が萎え断念
- 静岡の埋蔵金探しの過程で見つけた絶景:鵺騒動で自衛隊が出動する騒ぎになり失敗
- 東京・錦座のイルミネーション:喫茶ポアロで事件が発生し行けずじまい
- 東京・杯戸港の絶景:大岡紅葉の妨害で失敗
- 鷲雄山から見える富士山へ沈む夕陽:事件の解決直後に夕陽を見るも、推理に夢中になっていた状態からの切り替えができていなかったせいで告白するのを忘れる。
- 函館山から見える100万ドルの夜景:※映画公開中につき自粛
タグ
タグは「平和」の使用が多い。しかし「平和」はごく一般的な既存の言葉なので、それをそのまま使用するのは検索の利便性から言うとあまり望ましくない。
割合として少ないがこの記事のタイトルと同じ「平和(名探偵コナン)」タグも使われており、もし可能ならばこちらを広めた方が検索したい人にもマイナス検索をしたい人にも便利になる。最低でも作品名『名探偵コナン』やキャラクター名などのタグは一緒に登録しておいた方が良いだろう。
余談
- 実は、この2人が出てきた映画の年に、なぜか怪盗グルーが登場する『怪盗グルーシリーズ』が公開されている。果たして、中の人同士仲がいいのか、グルーが和葉の追っかけになっているのか、それともただの偶然なのか…。