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CV: 宮村優子


『実はアタシも… 前からあんたの事が… め…めっちゃ好っきゃねん!!!』


アタシの概要やで!編集

服部平次幼馴染で、平次と同じ私立改方学園高等部2年。

父親は大阪府警刑事部長・遠山銀司郎。母親は未だに姿を見せたことがなく、連載中期あたりまでは父子家庭かと思われていたほど存在感が薄い。

しかし、最近になって会話のみだが、存在することが判明した。

そしてついに原作1133話で初登場した。名前は遠山櫻。若々しい見た目を保っており、顔や声は和葉そっくり。


浪花の連続殺人事件」での初登場以来、全てのメディア作品を含め平次とのペアでの出演がほとんど。

平次が登場して和葉が登場しない事件は稀に描かれるが、逆のパターンは現在までで一度もない。


人物...舐めたらアカンで!編集

大阪在住で、軽い関西弁を話す。一人称は「アタシ」(あの白き怪盗も勘違いしていたが、「ウチ」ではないので注意)。

リボンで結んだポニーテールが特徴。大きな瞳と均整のとれた体つき(平次には「脚が太い」と揶揄されているが)の可憐な容姿を持つ一方、合気道2段の腕前を誇る。


明るく面倒見の良い、人懐っこい性格。気が強い反面、心を許した相手には非常に情深い。幼馴染の高校生探偵との微妙な関係・高い戦闘力・料理が得意・勘が鋭い・お化けが苦手・健気で優しいが勝気な面もある・均整のとれた体格にして男にモテる可憐な容姿などとの共通点が多く描写されている。ちなみに作者曰く「蘭には劣るが胸も大きめ」との事。劇場版絶海の探偵では泣き声がうるさいことが明かされた。


犯人の遺留品や犯行現場の不審な点に気づいたり、時間をかけながらも平次からの暗示を悟ったりと勘もなかなか鋭いのだが、平次は「トロくさい女」と評して譲らない。


女性キャラクターの中でも恋愛描写が多く、ナンパされるなど男性に好意を持たれる場面が多い。


アニメオリジナル『大怪獣ゴメラVS仮面ヤイバー』では仮面ヤイバーゴメラのファンである描写がされている。


対人関係はそやな...編集

蘭とは当初こそ後述の勘違いにより気まずい関係だったが、彼女の人柄の良さを知ってからはすっかり仲良しになり、幼馴染を慕うというお互い似た境遇の恋愛を応援しあうようになる。

なお、蘭と仲良くなるまでの最初期は特徴の大きな瞳もややつり目がちだったが、仲良くなって以降はだんだん丸く可愛い瞳に描かれるようになり、まれに睨みを効かす時だけつり目になる程度に変わっていった。

帝丹高校文化祭で服部不在を告げた時に「密かに狙ってたのに」と言われて焦りかけた(直後に蘭のフォローが入ったことで軽口として流れる)。

劇場版においては、良き友人関係にある(原作では上述のワンシーンのみで、直接的な交流は未だ描かれていない)。

蘭同様弟のように可愛がっているが、東京では自分以上に平次と一緒にいる彼を羨ましく思うことも。

恋敵。初対面で平次の「未来の旦那さん」を名乗った彼女とは中々にライバル視し合っており、彼女からは名前をからかわれて「葉っぱちゃん」と呼ばれている。(紅葉に対し和葉は普通の葉という意味合い)

平次が少しでも彼女にデレたりする仕草があればすぐに不機嫌な態度をとり、逆に紅葉も平次が和葉、和葉が平次に告白しようとするのを執事の伊織と共に阻止しようとしている。

しかし本当に嫌い合っていたり仲が悪いというわけでも無さそうで、蘭も合わせて3人で満面の笑みを浮かべながら写真を撮ったこともある。平次が絡まなければ案外普通の友達として接する事もできるのかもしれない。


平次との関係は...アホ!言える訳ないやろ!編集

幼少時から家族ぐるみで縁が深いためなのか、和葉が平次の自室に上り込む・二人きりでの泊りがけの遠出が日常茶飯事など、幼馴染としてのべったり具合は新一と蘭をしのぐ。分かりやすく相思相愛の仲なのだが、本人たちの自覚は薄く、蘭から「付き合っているのか」と聞かれた際には和葉は「自分は平次のお姉さん役」だと返している。


平次が超がつくほどの鈍感であるため、必然的に和葉の方から積極的にアプローチすることが多いが、普段は互いにツンツンし合って素直になれない。平次にヤキモキさせられたり肩すかしを食らう展開が長かったせいで和葉自身の恋愛偏差値も低下してしまったのか、恋心を自覚した平次からアプローチを受ける立場に一転しても、反応はむしろ以前より鈍くなってしまっている。

そして、平次を巡っての強力な恋のライバルとなる大岡紅葉が登場する。


平次絡みだと無茶な行動に走りやすく、初登場時には彼がよく話す「工藤」なる人物が蘭であると勘違いし、平次一行の後をつけて直接蘭を問いつめた。

平次に「工藤は男だ」と説明された後も完全には信じていなかったようで、「命がけの復活」シリーズで本物の新一を見てようやく納得した。


幼い頃に平次と繋がれた手錠の鎖を、お守りに入れて今でも大切にしている。

お守りの効果を信じており、平次にも持ち歩くよう言い聞かせている。平次は信じていないようだが、実際コナンがそのお守りのおかげで命拾いし、逆に持っていなかった平次が重傷を負ったこともある。


関連イラストってめっちゃかわええやん!編集

コナンらくがきしのぶれど

からくれない平和漫画詰め

関連項目もあるで編集

名探偵コナン 服部平次 毛利蘭 遠山銀司郎 大岡紅葉 平和(名探偵コナン) 大阪組


島田美波 - 髪型や性格に共通点が多い。
















以下、劇場版「100万ドルの五稜星」のネタバレ注意
















平次が北海道で開催される剣道大会に出場するという事で蘭やコナン達と共に北海道へ赴く。

しかし同時に怪盗キッドからの予告状が届き、平次は剣道大会を放り出して一晩の間キッドを追いかけ続け、その翌日に仮眠を取っていると殺人事件の事情聴取をされ、その事件の捜査をすることになってしまう。

しかし実は平次は一晩の間、キッドの捜索ではなく函館の絶景スポットを回っており和葉への告白プランを考えていた。

その後は和葉が福城聖に惚れられてしまうなど色々とあったが、平次に「事件が解決したら何があっても行く」と函館山へ呼び出される。


事件解決後、函館山の頂上で並ぶ2人。

そこでついに平次が告白した。

それも動機を絡めた新一同様に探偵らしい言葉だったが、最後はストレートに「好きや」と言っている。

和葉はそれを聞き涙ながらに喜んだ…


と思いきや、直前に落とされたスタングレネードから平次を庇っており、そのためモロに影響を受けてしまい耳が聞こえなく、眩しさの影響で涙が止まらないというなんとも不憫な結末となった。

ちなみにスタングレネードを落としたのはこの2人で、意図的ではなく完全に偶然落としてしまったので平次の運がとにかく悪いという事になってしまった。


こんなオチではあるが、主題歌の「相思相愛」が入る瞬間は非常に素晴らしいものとなっているので必見である。

また、エンディング後に判明する真実劇場版史上最も重大な真実と言っても過言ではないので絶対に見逃さないように。(リンク先、本作の最大のネタバレ注意)


劇場版では話が進まないというセオリーがありながらも平次の告白自体は成功したので、原作においても2人が付き合う日はそう遠くないのかもしれない。

互いの気持ちには気付いていないものの、主題歌の通り相思相愛である2人。

平次が再び告白し、彼女が本当の嬉し涙を流す日は来るのだろうか…?
















以下、原作1133話の重要なネタバレにつき注意
















「それ…ホンマ?」











平次から浪速ハルカスの展望デッキで夕日を見るよう誘われるも、悪天候になってしまい、さらには連続殺人事件の発生で平次は解決に夢中になってしまう。


そして事件解決後、平次は慌てて電話するも繋がらず蘭からの連絡だと地下1階にいて今からエレベーターに乗っても夕日が沈んで間に合わないと落胆、座り込み思わず和葉への想いを漏らす。











「ただ和葉に…好きやって…言いたいだけなんやけどなァ…」











「ホンマなん?」





しかし、和葉はそこに来ていた。


実は蘭と行動していたのは母のであり、蘭が気づかなかったら勝ちという賭けをして入れ替わっていたのだった。


そしてスマホの電池が切れてしまい平次との連絡が取れないからと慌てて展望デッキへ向かっていたのだ。



「ホンマや!!」



そして平次と手を繋ぎながら蘭達と合流するのだった。


こうして、初登場から約四半世紀もの間に渡り秘め続けた平次への想いは実を結び2人は正式に付き合うこととなった。

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