CV:小野大輔
概要
大岡家の執事。30歳。ウェーブのかかった黒の長髪に下睫毛が特徴。
単に付き従うだけでなく、移動用車両の運転手や護衛も業務に含まれている。
なお、京都出身ではないのか紅葉と違い標準語で話す。
初登場時は服部平次に対する調査を紅葉から言いつけられ単身東京に赴き、変装して喫茶ポアロを訪れる。その際たまたま事件が発生したため、偽名として「和田進一」(明治時代の日本で和訳されたシャーロック・ホームズシリーズにおける、ワトソンの和名)を名乗った。
その際に見せた鋭い行動力は、コナン、平次、安室も警戒した程だった。また高い格闘能力も持っている。
周囲には語らないが、かつて公安警察(警察庁警備局警備企画課)に所属しており、安室こと降谷零とも顔見知り(ポアロで変装していたのはそのため)。風見裕也とは警察学校時代の同期だった。
当時の上司である黒田兵衛には、潜入時の偽名として使っていた「榊原」と呼ばれる。
大岡家に転職したのは、かつて暴漢の集団を撃退する際、紅葉に助けられたことがきっかけ。
基本的に紅葉に絶対服従であり、彼女が平次と遠山和葉の仲に割って入ろうとする行為さえも咎めることなく加担する。
『100万ドルの五稜星』では、平次の告白妨害用に大量のスタングレネードを函館に持ち込んでおり、終盤はこれが色々な意味で活躍する。
余談
紅葉と同じく、原作初登場話のアニメ化に先がけて劇場版第21作『から紅の恋歌』でアニメ初登場(しかも伊織の場合、劇場版の予告編公開時には原作初登場話が単行本化されていなかった)。
名前の由来は、ドラマ『大岡越前』の登場人物「榊原伊織」と演じた俳優の竹脇無我から。
偽名も同様。
伊織を演じる小野大輔は他の漫画原作のアニメでも執事役のキャラを演じており、中の人繋がりでどっかの人外で猫好きな腹黒執事を連想したという視聴者が多い模様。狙ってキャスティングされたのだろうか?
その後『犯人の犯沢さん』で六代目沖田総司が鉄刃と決戦し京都を火の海にしてしまったためアフロになってしまい、髪を焦がされた紅葉と共に沖田に責任追求に行った。