概要
CV: 丹下桜
家政婦。23歳。
『毒と幻のデザイン』で初登場。次に『現場の隣人は元カレ』にて、事件現場でコナンと鉢合わせするという意外な再登場を果たす。
捜査中に駆けつけた千葉刑事と再会したことにより、彼の後輩で、交通課の三池苗子とも幼馴染の関係であることが発覚した。千葉のことは1学年上にもかかわらず「千葉っち」と呼んでいる。
ちなみに千葉は、苗子のことは思い出すのに時間を要したにもかかわらず、桜子のことはしっかり覚えていた。
その後『ブログ女優の密室事件』では女優のマネージャー代理として再々登場する。
毎回行く先々でコナンたちと出会い事件に遭遇し、自身が呪われているのではないかと不安を吐露する(それを聞いた目暮警部は口には出さなかったがコナンの方がよほど死神じみているとツッコんだ)。
現時点で3回居合わせ、その都度勤め先を変えている苦労人である(スピンオフ漫画『ゼロの日常』ではその事を安室透に話していた)。
人物
優しい性格でコナン達(主にコナン)のせいで事件に巻き込まれているにもかかわらず、事件が起きたのは自分が呪われているからと罪悪感を抱くほど。(逆に一番の死神として扱われているコナンは事件を呼び寄せているのは他人だと思っている)かなりの苦労人らしく、シングルマザーだった母親を幼少期に亡くしており、路頭に迷っていた所を若松耕平(初登場時の事件の被害者。母親が、その家で家政婦をしていた)に、我が子同然に引き取られた経緯がある。その後、母のあとを継ぐ形で若松家の家政婦をしていたところ、殺人事件に巻き込まれ、コナンたちと出会う。
家政婦として仕事先の家では礼儀正しく振る舞っているが、殺人の被害者の悪口を平気で言う一族の面々に毅然とした態度を取るなど、気の強い面もある。
覚えていた生前の被害者の言動が捜査に役立ったり、コナンの態度が平次に対してだけ全く違うことにツッコミを入れたりと、意外に鋭い一面も。
一方で、遺体発見時に慌てて刑事ではない苗子に連絡を入れてしまうようなそそっかしさも持つ。
由来
明言されていないが、恐らく『家政婦は見た』の主演女優の市原悦子と中の人の持ち役である『カードキャプターさくら』の木之本桜が元ネタと推測されている。