概要
園子の気さくな性格からは想像もつかないほどの世界的な大財閥で、コナンらは彼女を介して様々なパーティーやイベントに特別待遇で参加している。
特に劇場版ではその傾向が強く、鈴木財閥が関係する超豪華な建築物や飛行機・飛行船などが舞台となることが多い。だが同時に、事件に巻き込まれたり爆発物が仕掛けられたりする可能性も高くなる。
また相談役の次郎吉の初登場以降は、原作でもその財力と権力にモノを言わせた描写が増えている。その一方で一族の人間の教育にはさほど財力にモノを言わせておらず園子は一般の保育園に通いお嬢様学校とかではなく普通の高校に進学している。
ただし、その財力も烏丸蓮耶には遠く及ばないらしく、作者は烏丸蓮耶、鈴木財閥、大岡家の中では烏丸が圧倒的大差でお金持ちとコメントしている。
関係者
鈴木財閥会長。51歳。温厚な性格で格闘技好き。
史郎の妻。43歳。跡取り探しと育成に並々ならぬ熱意を持つ。
史郎と朋子の長女。24歳。富沢財閥の三男・雄三と婚約している。
史郎と朋子の次女。帝丹高校2年。
本人に実家を継ぐ気はないようだが、映画『業火の向日葵』では終始次郎吉と行動を共にし、NYに渡ったり堂々とTV出演を果たしたりするなど、次期当主と言っても差し支えないほどの活躍を見せている。
鈴木財閥相談役で、史郎の従兄。72歳。怪盗キッド逮捕を生涯の目標とする。
関連施設・所有物
- 鈴木邸
史郎一家の邸宅。米花町にある。
- 鈴木次郎吉邸
次郎吉の邸宅。彼が今まで獲得したトロフィーや賞状が飾られている。
- 別荘
伊豆・軽井沢他、全国各地にある。
- ベルツリータワー
映画『天空の難破船』で登場。大阪にあり、後述の東都ベルツリータワーとは別物。
映画『異次元の狙撃手』『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』で登場。
- SONOKOホテル
小説『工藤新一の復活 ~黒の組織との対決~』で登場。実写ドラマでは「ベルウッドホテル」となっている。
- 鈴木近代美術館
映画『世紀末の魔術師』で登場。大阪にあり、ここでインペリアル・イースター・エッグを展示する予定だった。
- 鈴木大博物館
『怪盗キッドの驚異空中歩行』『コナンキッドの龍馬お宝攻防戦』などで登場。
- レイクロック美術館
映画『業火の向日葵』で登場。「日本に憧れたひまわり展」のためだけに建設された。
- 鈴木大図書館
原作第91巻FILE.4「木神」~FILE.6「日記」で登場。
- 鈴木セキュリティー
『風の女神・萩原千速』で社長の南條欽治が登場。彼の発言が原因でトラブルが発生しており、阿笠が南條に間違われて誘拐される事件が発生する。
- 船(名称不明)
映画『世紀末の魔術師』で登場。展示を取りやめたエッグを東京に持ち帰るために使われた。
- ベルツリーⅠ世号
映画『天空の難破船』で登場した飛行船。
- ベルツリー急行
- サンフラワージェット
映画『業火の向日葵』で登場した飛行機。NYで次郎吉が落札した「ひまわり」を日本へ運ぶために使われた。
出資・資金援助
映画『ベイカー街の亡霊』で登場。開発に資金援助した関係で、園子はゲーム体験の権利を与えられた(園子は参加権を蘭に譲った)。
- ホテル「レッドキャッスル」
映画『探偵たちの鎮魂歌』で登場。ミラクルランドに隣接している。開発に資金援助したことから、園子はフリーIDパスを所持していた。
- 東都水族館
映画『純黒の悪夢』で登場。夜に大観覧車に乗るため、光彦がこの関係を利用した。
- レコード会社(名称不明)
『裏切りのステージ』で登場したロックミュージシャン・波土禄道が所属するレコード会社。この関係で波土のライブのリハーサルを見学できることに。