CV:江川央生
概要
雲隠れの里、夜月一族の忍で、四代目雷影・エーの義弟。体内に八尾を持つ人柱力。
「ビー」は雷影の補佐役・人柱力が襲名する名であり、本名は不明。エーに実弟または妹がいればその人物が「ビー」になったらしく、先代人柱力はエーの従兄弟である「ブルービー」。「キラー」は自分で付けたのかコードネーム的に他者命名なのか不明。
人柱力ではあるが逆境をものともせず努力を重ねた事から里の者に慕われており、オモイとカルイを弟子に持つ。
同じ里の人柱力に二位ユギトがいる。
人物
一人称は「オレ」。駄洒落を交えたラップのような話し方するが、独特のラップに関しては毎回聞かされている八尾から散々な評価を下されている。
普段の陽気な姿からは想像できないほど、冷静で的確な分析能力の持ち主。
エーと兄弟になった際はまだ子供で、体格も今と違い全然小さかった。それでも岩隠れの忍を人柱力になる前にもかかわらず数人を単独で倒していることから、少年時代から確かな実力を持っていたことが分かる。
また、ナルトに修行をつけるのを最初に渋った際、なんとかその気にさせようとナルトがおいろけの術を使用した際は無反応だった(カカシ含め、ナルトの師匠ポジションでエロネタに引っ掛からなかったのは、そもそもそんな話題すら話す機会が無かったアスマを除けばビーだけである)。
が、実はキラービー自身は熟女好きであったのが後に判明するため単に趣向の違いだったかもしれない。
能力
形質変化として火遁・水遁・雷遁・陽遁を持つ。
7本の刀を体の各所に挟んでの変幻自在な剣術を使用し、愛用の刀に雷遁系のチャクラを纏わせる「超ビブラート雷遁刀」も使用可能。
エー曰く、「忍びとしての才能は俺以上」。水月が帯刀していた首切り包丁を瞬時に使いこなす、鉛筆にすら殺傷能力を持たせるなど、体術・武器術を得意とする。また、高度な封印術も使用できる。
尾獣の力を完全に制御することができる数少ない忍びの一人。牛鬼とも普段から親しげに会話するなど、良好な関係にある。幻術が効かないだけでなく、尾獣化しても自我を失うことがない。
但し、作戦とは縁遠い性格であまり人の言うことを聞かない。
活躍
外道魔像の強制封印のために尾獣を狙う鷹と交戦し最初は圧倒するが、うちはサスケが戦闘中に万華鏡写輪眼「天照」を開眼し尾獣ごと黒い炎に焼かれ気絶。暁のアジトに連れて行かれた。
しかし機転を利かせ、尾獣のタコ脚を囮にした作戦でアジトを脱出。外道魔像にくれてやったチャクラはタコ脚一本分で留めた。
それまでの自由のない生活(雲隠れから武力として扱われ、身を案じるエーからも里を出ることが禁じられる等)にうんざりしていたため、表向きは死亡を装ってそのまま雲隠れの里を脱走。諸国漫遊の身となった。
その後は演歌修行に打ち込んでいたが、八尾を狙った干柿鬼鮫と接触し交戦。駆け付けたエーと共にこれを退けるも、そのままアイアンクロ―で捕縛され里に戻ることとなった。
第四次忍界大戦開戦前から中盤にかけ、うずまきナルトに九尾の人柱力としての尾獣化の指導を行う。そして大戦中はナルトとコンビを組み戦った。
大戦終結後も存命しており、雲隠れが所有する孤島で悠々自適の生活を送っている。
『BORUTO』では八尾の人柱力ということで大筒木モモシキ達の襲撃に遭い、尾獣玉で迎え討とうとするも倍返しにされて生死不明になるが、モモシキが倒されると復活した(映画の小説版によればタコ足分身でやり過ごしたらしい)。モモシキからはラップを「耳障りだ」と酷評されている。
関連タグ
はっちゃん - 同じく多刀流の使い手。タコ繋がり。こちらは腕がたくさんあるのだが。
ネプチューンマン-ラリアットが得意でタッグ技の「絶牛雷黎熱刀」はまさにネプチューンマンのクロスボンバーであるため、彼を参考にしてる部分もあると思われる。