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牛鬼(NARUTO)

ぎゅうき

牛鬼とは、漫画作品『NARUTO』に登場する魔獣/神獣の一族「尾獣」の一体である。
目次 [非表示]

CV:相沢まさき


概要

キラービーが体内に持っている尾獣、「八尾」の本名。

八尾

特徴的なぐるぐるの目とジェイコブ羊を連想させる4本の角、バイソンヤクを彷彿とさせる隆起した背面、オーロックスやヤクを思わせる角、人間またはの成人男性様の鍛え上げられた上半身、三尾同様に後脚にあたる部分はなく、尾というよりタコの脚が生えており、牛の蹄なども持っていない。


全尾獣で唯一、牙またはそれに類似する咥内外の鋭利な部位は持たず、歯と歯列は確認できる限り全て人間や類人猿様の臼歯型である。歯茎や唇も目立っておらず、歯列が直接外部に剥き出している事から、これでどうやって水中で棲息できるんだろうと疑問を抱かせる造形である(尾獣族が非合理的な姿をしているのは今に始まった事ではない)。


水中生活に適応しているためか目立った体毛や毛皮の類は見当たらず、蛸の肌や木目調のごとき非生物的な感もどこか感じられる皮膚をしている。先代の人柱力は四代目雷影の従兄弟のブルービー)とその親戚達。


人柱力の肉体的特徴は不明だが、現行の該当者は口から蛸墨を出す事ができるが、これが忍術か否かは不明。


性格

八尾

(牛頭鬼ミノタウロス寄りなイラスト)

非常に巨大で威圧的な見た目と、それらに比例しない優しさと思いやり、思慮深さとノリの良さが特徴。自由奔放で適当な節が多いキラービーの保護者のような存在で、ツッコミや小言を呈する。


尾獣では珍しく初登場時からすでに人柱力にその力を手懐けられており命令にも忠実だが(あくまで平等な関係であることを留意)、キラービーの無茶ぶりな戦法やラッパー口調に愚痴を言う事も多い。


うちはサスケ率いる「」との戦闘の際には、わざわざ侵入・襲撃してきた敵にもかかわらず手加減をしてやり、仲間を身を呈して庇う水月が死なないように、尾獣玉を殺傷力の比較的少ない拡散形態(チャクラ波)にしてフォローしたほど。


博識さが光り、政治的な思考や先見性にも優れるほか、至極まともな芸術のセンスをも持ち合わせる。人間に対する怨恨や憎悪は克服しており、自分より遥かに小さな存在でも対等に扱うなど優れた人(獣)格者である。


また、一見自由奔放に見えるキラービーの心の闇を知る数少ない存在でもある。


疾風伝におけるアニオリのエピソードでは、大蛇丸に強制的に尾獣変化させられて命を落としたブルービーにも同情を示していた。また、うずまきナルトを見込んだりペイン六道にさせられた二位ユギトを憐れむなど、人柱力自体に対する悪感情やしがらみは持っていない。


尾の本数で力関係を示す九尾を諌めたり他の尾獣を心配するなど、尾獣達の中でもリーダー・保護者的な性質が強い。


能力

きらーびー☆★

鋭利な角や鉄拳など、わざわざ説明する必要のない絶大な攻撃力のほかにも、後脚がなく一見すると陸上では不便そうに思えるが、8本の蛸足を駆使して陸上でも非常に動きが素早く九尾にも遅れを取らない。


また、蛸足を振り回すだけで竜巻または超強力な台風のごとき大規模な暴風「尾獣八巻き」を発生させる規格外の怪力(チャクラを込めているのかは不明)、すばやい小柄の敵にも触手で対応可能と隙はなく、九尾でさえ一目を置く存在である。おそらく九尾を真正面から力で抑え込む事ができる数少ない存在でもある。


弱体化しうちはオビトが制御可能なレベルに調整して操られていたとはいえ、穆王の突進を片手ではね除ける腕力もあり、突進に使える四肢は持たないが、自慢の牛角も触手による加速を使えば十分な威力が出るだろう。


雷遁など属性を必殺の尾獣玉に組み込む、尾獣玉の発射形態を自在に変える(意図的に爆発させない離れ業も可能)、妨害チャクラを練り込んだ蛸墨とそれを利用した強力な封印術も使える。


身体の頑丈さも売りで、九尾の尾獣玉程度は余裕で捌き、十尾の尾獣玉ビームうちは一族アマテラスにもある程度の耐性を見せる。さらには、十尾のチャージされた超巨大な尾獣玉を体で受け止めたり、十尾の咥内で凝縮された十尾と自身の尾獣玉の爆発も耐えるほど。触手も、柔そうな印象があるが、実際には十尾の特大尾獣玉の受け流しを可能にし、大陸を吹き飛ばしかねない巨大尾獣玉同士の衝突の爆風と破片でも傷付かない。


サスケ千鳥に蛸足を切断された時も意図的にそうさせただけであり、本気の状態でどれ程の防御力を発揮するのかは未知数である。


なお、バージョン2の人柱力の足には、牛鬼自身にはないはずの蹄が現れており、バージョン1時でも牛鬼自身にはない長い犬歯が見える。


バージョン2でのラリアットの使用時に具現化する骨格が使用者によって形状が異なり、キラービーのは形状がバイソン水牛などに近く重量感があり、ブルービーのそれはヤギレイヨウに似たものになっている。


また、ブルービーのバージョン2は本人の顔にある模様を象った模様がバージョン2時の顔面にも現れる。

  • 詳細が明かされる以前は片方の角をラリアットがしやすいようにわざと切断していたり、エーも八尾のチャクラの一部を持つ人柱力だと考察されていたこともある。

人間の状態でも部分的に小型の尾獣化したり、バージョン1&2をすっ飛ばして直接尾獣化したり、尾獣変化の状態でも八尾の身体の好きな部分からキラービーが具現化したりなどの芸当は、歴史上でも極めて稀な完璧な人柱力である英傑キラービーだからこそなし得るのである。


また、超強力な写輪眼など特例を除きキラービーが幻術に陥るのを、本人のチャクラの流れを乱す事で解決もしている(イメージ的には文字通り指先でビーを小突いている)。


終盤で外道魔像に封印された際には、尾獣を引き抜かれた人柱力は急速に衰弱して死亡するという原則を、ビーごと切り離した蛸足(つまりは自身の一部)を与えることでビーの落命を防ぐ離れ業を見せた。


その他

暁のアロエ野郎は蛸足とはしゃぐ肉質であるが、六道仙人の血筋など特異な例を除き、一般のには致命的な毒であり、八尾の肉を意図的に摂取した者々が落命している。

なお、上記の蛸足が再実態化した「小八尾」も牛鬼本体とは別に存在した。

モデル

七十八鬼目 ナマトヌカナシナマトヌカナシ奈麻戸奴加奈之

  • 牛鬼と呼称されるが、形態や穏やかな性分など、性質的には宇和島の神としての牛鬼や、身体のエレメントを含め奈麻戸奴加奈之に似る。どちらも、妖怪変化というよりはに近いとされる。
  • 千手柱間ヤマトの使用術「火影式耳順術・廓庵入鄽垂手」のトーテムポールのモデルではないか、つまり名前が廓庵ではないかとする考察もあった。
  • オリキャラ優秀作の一つを作者が利用したデザインであり、八尾=ヤマタノオロチと予想していたファン達は当初は唖然としたが、作品が進むにつれて、尾獣=凶暴というイメージがあった中において、その好漢な性質から着々とファンが増えた。
  • 三尾磯撫同様に、名前の起用は Wikipedia 日本語版にファンが憶測または妄想で書いたものを作者が取り入れた可能性がある。
  • 初登場時にキラービーが発言した「テキサスロングホーン」は、キラービーのモデルであるスタン・ハンセンの十八番の台詞の一つであり、また、実在する牛の品種でもある。

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