アルファポリス
あるふぁぽりす
概要
インターネット上にて人気のある著者の作品を書籍化することに特色を置いている。
書籍レーベル別では、一般小説では主にファンタジーやミステリー、ホラー等。エタニティブックスでは女性向けの恋愛小説。レジーナブックスでは女性向け(男性でも普通に読める物もある)のファンタジー小説を刊行している。
2014年9月26日、東京証券取引所はマザーズ上場を承認した。株式公開予定日は10月30日を予定している。
2014年10月1日、サイトの大幅リニューアルと共に小説の投稿が可能になった。
(※投稿に関してはユーザー登録が必要)
ただし、原則として投稿可能な作品は一次創作に限定される。投稿に関してのガイドラインは公式サイトをご確認いただきたい。特に(アルファポリス出版作品も含めた全てに対する)二次創作については営利非営利を問わず一切禁止を明言しており、「第三者の知的財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権など)を侵害する行為」として、二次創作作品に対しては断固たる措置をとるとのこと。
小説投稿サイトから書籍化された作品は投稿サイトでのダイジェスト化を強制するという、商売気を前面に出しながら新規読者を拒むような手法もとっており、読者サイドからはアルファポリスから出版される事が決まると、まず祝福されないコメントが並ぶ。
近年では、漫画、ゲーム等も展開している。コミカライズ、ゲーム化ではなく、原作が最初から漫画、ゲームの作品もあるが、小説よりも数が少ないのはご愛嬌。
自衛隊彼の地にて、斯く戦えりのアニメ版放送中の際にはTVCMを打っており、その後の月が導く異世界道中でもTVCMを打つ。しかも、月が導く異世界道中の時に関しては他番組内のCMやスポットCMを流しており、ウルトラマントリガー内でCMが流れた際には驚きの声が聴かれた。
そういった事情もあって小説家になろうとは別の意味でもアルファポリスの名前が知られるようになったが、二次創作は投稿すら許されない一次創作オンリーサイトなのでpixiv小説から移動を考えているという人は注意されたし。
作品リスト
※「ダィテス領攻防記」の作者・牧原のどか氏は2017年8月31日に死去、絶筆・未完となった。
※「レイン」の作者・吉野匠氏は2019年2月20日にアルファポリスが自社公式HPにて訃報を発表、絶筆・未完となった。
余談
ちなみに漫画アプリとしての機能もあるのだが、マンガUP!、マガジンポケット等の他の漫画アプリでは一日に4つ程度のエピソード(もしくは各作品ごとに一日1話で、23時間後に他のエピソードも閲覧可能)を閲覧できるのだが、アルファポリスはと言うと、一日に1枚のチケットが配布され、それを8(もしくは12)枚あつめてようやく1つのエピソードが閲覧できると無課金に優しくない漫画アプリという要素も持っている。
ただし、一日に『5:00、9:00、13:00、17:00、21:00、25:00』の各時間ごとに視聴できる動画広告を見る事でPPを溜めることができ(最初のみ10PPだが、それ以降は得られるPPが2からスタートして1ずつ増えて行き、5:00で1PPに戻る)、10PPに到達すると、それと引き換えにチケットが1枚手に入るが、6つの動画広告を全て見たとしても30PPでチケットは3枚と結局1つの新しいエピソードを見る事さえ敵わない。そのためソシャゲのガチャで用いる石のように地道に貯めて行く必要がある。
ただし仕様変更により、第一話から数話の序盤程度なら前述のように『各作品ごとに一日1話で、23時間後に他のエピソードも閲覧可能(それを待たずして他のエピソードもよむならチケットが12枚必要)』というルールが敷かれている物もある。
関連タグ
comico 一次創作オンリーの小説サイトつながり。こちらは書式がLINE風になっている。
ラノベストリート:一次創作オンリーサイトつながり。二次創作が一切投稿できないが、アルファポリスとはまた違った理由で投稿できない。
ノベルピア:一次創作オンリーではないが、二次創作の投稿が違った理由で投稿が推奨されない小説サイト。ノベルピアオンリーの立ち位置がアルファポリスのそれと似たような立ち位置でもある。その理由はアフィリエイトシステムにあるのだが、詳細はリンク先を参照のこと。
ピクシブ文芸(2021年にサイト閉鎖)、エブリスタ、マグネット、野いちご: 一次創作オンリーと言う部分で共通。
小説家になろう:「居酒屋ぼったくり」は元はこちらで掲載。出版の際に削除された。