「できると思うか?」
CV:野島裕史
概要
アインベルクのヴァイスリッター「白のポーン(ヴァイス・ポーン)」。
戦略担当でナイトメアフレーム隊の隊長である弟のグラン・カークウェインと共に領地を治め治安維持活動に従事している。
容姿
丁寧に整えた赤髪の端正な顔立ちの美青年。
余談
名前のせいで、弟とセットで「ぐりとぐら」と呼ばれることがある。
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第一幕ネタバレにつき注意!
「残りのゴミを掃除しておけ」
その本性は一見紳士的に見えて弟同様にサディズムに満ちた狂暴なブリタニア至上主義の差別主義者
元は皇サクヤの実母にしてホッカイドウブロックの領主・皇重護に嫁いだブリタニア皇族の一人であったシェリー・メ・ブリタニアの側近としてかの地に移住してきた貴族カークウェイン家の子息であったが、弟同様に日本人を毛嫌いし、後に日本がブリタニアの属領エリア11になってからはグランと共に陰で日本人を馬鹿笑いしながら面白半分に殺していた。
さらにネオ・ブリタニア帝国の侵攻時には弟と共に裏切り内部から手引きし、主であるはずのサクヤとその親友を雪の中でナイトメアフレームで追い回して引き裂いた。その際にその親友をサクヤと思い込んで捕獲しネオ・ブリタニアに差し出した。
4年後には弟と共にアインベルクの一員として領地を治め治安維持活動に当たっているが、そんなものは名ばかりであり、実情は過去と同じく気分次第で日本人を手当たり次第に娯楽同然に殺していく身勝手な蛮行に過ぎない。
実際弟を窘める風を装いつつ、グランに夫を殺された日本人女性に唾を吐かれるや手を出すなと配下の兵士に言いつつ自らの手で射殺するなど、紳士的かつ優雅な風貌に反してその本質と精神性は兄弟揃っておよそ貴族や騎士とは真逆のチンピラや半グレに等しい。
しかし、それらの蛮行に我慢の限界を超えた七煌星団から依頼を受けた「ナナシの傭兵」ロゼとアッシュの襲撃で遂に引導を渡されることになる。
最初はロゼの大言壮語とも言える宣言に嘲笑まじりの余裕を見せていたが、容易く自分のいる指令室に侵入され銃まで奪われたことで追い込まれる。彼からナイトメアフレームをチェスの駒に見立てたストラテジーゲームを申し込まれ、気まぐれで乗り数に物を言わせて包囲するが、それはロゼの狙い通りであり事前に設置された罠へと誘導しアッシュが仕留めやすい位置取りをさせたに過ぎず、ナイトメアフレーム隊は弟のグラン共々全滅した。
次はお前の番とばかりにロゼから銃を向けられても「自分を殺せばノーランドが黙っていない」と権威を傘に着るが、直後にロゼ=サクヤが変装を解いたことで動揺。
彼女のギアスで「あなたが殺めてきたその100倍の日本人を救うと誓うなら生き延びる。でも、断れば死ぬ」と命じられ、嘲笑で一蹴し銃を向けようとしたが、その銃口は自分の頭へと向き、何が起こっているのかわからないまま拳銃自殺させられるという形で引導を渡された。