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概要

競馬を題材としたメディアミックスプロジェクト『ウマ娘プリティーダービー』に関連する二次創作タグの一つで、競走馬ステイゴールドがモデルの同名のウマ娘がいたら、と想像して描かれたイラストに付けられる。

アニメ『ウマ娘プリティーダービー Season1』に登場するモブウマ娘キンイロリョテイ」のキャラクターデザインを転用している二次創作が非常に多い。

公式での扱い

現役期間が長く、GⅠレースの常連ながら1着には届かないものの必ず上位に食い込んでくるため画面によく映り、種牡馬入り後は産駒の多くが活躍しウマ娘化している(ゴールドシップナカヤマフェスタオルフェーヴル)ことから、その存在が各所でほのめかされている。

アニメ

変名で各作品に登場、それぞれキャラクターデザインが異なる。

ゲーム

ゲームでは代役による出走など、ウマ娘としての出番はないが、その代わりと言わんばかりにステイゴールドの存在を示唆する描写が多く存在する。

ゴールドシップの育成の中では、夢の中で彼女を導く謎の存在が示唆されている。正体こそ明かされないものの、「黄金の旅路」というワードが出てくる。

  • 2021年後期CM

2000年ジャパンカップを元にした第3・4弾と1999年有馬記念を元にした第5弾のCMにて、ステイゴールドとおぼしきモブウマ娘が登場。それもゲーム内に登場するどのモブとも異なるカラーリングである上に背中のデザインやリボンのような装飾、どこか威圧感ある吊り目など明らかにただのモブとは思えない待遇がなされている。

この章では1998年天皇賞(秋)を元にしたレースに真っ黒な影のウマ娘が登場するが、その中の10番・2番人気の「小柄なウマ娘」がステイゴールドを思わせる要素を持っている。ステイゴールドは実際のレースでも枠が10番、着順が2着であり、この「小柄なウマ娘」は彼の戦績を思わせる「くじけぬ精神」と、ナカヤマフェスタがサポカで持っている「決死の覚悟」のスキルを所持している。

また、宝塚記念のイラストでは、サイレンススズカエアグルーヴの間に緑の帽子にピンクと白の上着を着た黒髪のウマ娘が挟まっている。エアグルーヴの位置から考えるとイラストはゴール板前で、実際のレース展開と合わせるとこの娘は2着に食い込んだステイゴールドになる。

ちなみに、当初は勝負服の色などから、ステイゴールド号ではなく第4コーナーでスズカの後ろに控えていたテイエムオオアラシをモデルにしたウマ娘ではないかと考える声もあった。

  • メインストーリー最終章

天皇賞(秋)の一枚絵において、ゴール板前を駆け抜けるスペシャルウィークの後ろに、5章で登場した黒髪のウマ娘が、2着馬に相当する位置に描かれている。モデルとなった1999年の天皇賞(秋)にテイエムオオアラシが出走していないことから、このウマ娘がステイゴールドに相当するのではないかと考えられている。

キタサンブラックの育成シナリオでも登場。史実においては血縁や年代としてはほぼ関係はないものの、ヒーロー列伝ではどちらも「愛された」ことがフィーチャーされている。ウマ娘としてゲーム内で言及されるのはこれが初。話によると、長年レースで勝ちきれないながらも注目を集め、およそ5年を掛けて遂にGⅠを勝った時には大騒ぎになったという。その愛されっぷりは現実さながらに凄まじいものらしく、この場面ではゴールドシップとナカヤマフェスタが登場しているが、ゴールドシップに関しては感動でズビズビに泣いたという普段の彼女からは考えられない様子だったことが語られている。本人は、トゥインクル・シリーズのことを長い旅のようと後輩たちに話している。

自身の産駒の一頭であるナカヤマフェスタの育成においても彼女の存在は示唆されている。登場するのは「船と見る黄金」という隠しイベントで、クラシック、春古馬、秋古馬の3つの三冠を取ると見られるというなかなか高難易度のイベント。「あと一歩が届かずにいる銀メダルの女王様」が香港のGⅠに挑むのを、ゴルシとともにラーメン屋で見届けるという内容で、どうみても上記のキタサンブラックのイベントの前日譚である。

彼女の紹介文にある「アネゴ」なる人物のモデルと思われる人物