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分岐

  1. 2001年の香港ヴァーズ勝ち馬である日本の競走馬ステイゴールドの現地漢字での表記。本記事で解説。
  2. 2021年発売の馳星周による小説。

概要①

日本を含む外国の馬が香港国際競走などの香港のレースに遠征する際は、馬名に現地の漢字での表記が割り当てられるが、香港ヴァーズに遠征したステイゴールドに割り当てられた漢字表記が「黄金旅程」となっている。

この「黄金旅程」はステイゴールドという競走馬を表す言葉として有名になった。


ちなみに、現地の人々には語感が良くないのでこの呼び名はあんまり好まれなかったらしい。

(むしろ同期同父のサイレンススズカの呼び方の方が好きという声が多かった)


ドリームジャーニーは「旅程」の部分から連想してつけられた名前で実況でも言われたことがある。

そのドリームジャーニー産駒には「ミライヘノツバサ(未来への翼)」や「ヴェルトライゼンデ(世界旅行者)」と祖父及び父から連想が続いている。


概要②

小説雑誌すばるにて2020年から連載されていた小説。著者は「不夜城」「少年の犬」などで知られる直木賞作家の馳星周。ちなみに馳は馬産地として有名な北海道出身で、ステイゴールドやその一族のファンとして有名である。

後に馳は本作以降、ステイゴールド産駒の一頭・ナカヤマフェスタの産駒で凱旋門賞制覇を目指す人々を描いた『フェスタ』メジロマックイーンの血を残そうと奮闘する人々を描いたコメディ『ロスト・イン・ザ・ターフ』といった競馬小説を度々描いている。


ステイゴールドをモデルとした競走馬『エゴンウレア』とそれにまつわる人々を中心に、馬産地目線の元、装蹄師や獣医師といったジョッキーでも調教師でもない人々の馬と共に生きる日常と、ブラッドスポーツたる競馬の現実や牧場の後継者問題、騎手の選手生命など厳しく世知辛い現実を淡々と描く。

モデルとなった競走馬が明確なため、ジョッキーの『クマちゃん』を始めとしたお馴染みのあのネタこのネタがそこかしこに散らばっている他、どこかで聞き覚えのあるやらかしもちらほら。なお、連載と同時代(2010年代)に設定されているため一部は史実と食い違う。


エゴンウレアはステイゴールドのバスク語訳。気性やエピソードはステゴ本馬であるものの、黒鹿毛の馬体だったステゴと違い尾花栗毛の馬体を持つとされており、そこはステゴ産駒のオルフェーヴルを彷彿とさせる。


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