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足柄駅の編集履歴2024/06/26 14:10:05 版
編集者:稲美 弥彦
編集内容:利用状況を更新。

概要

神奈川県の駅は小田原市扇町に所在し、小田急電鉄小田原線が乗り入れる。

一方静岡県の駅は駿東郡小山町大字竹之下に所在し、JR東海御殿場線が乗り入れる。

両駅の名の由来はそれぞれ地元の村や地区名から取られたとされ、足柄山地を挟んで大きく離れている。地図インターネットが充実している今日において滅多に無いとは思われるが、それぞれ目的地や経由地として間違えると至極煩わしくなる。

また、両駅は松田、新松田駅から共に5駅目で、小田急の新宿駅から数えると共に46駅目にも当たり、特急を利用した場合は終点で折り返して一つめの駅という共通点がある。かつては同新宿駅からは小田急足柄駅までは一部の急行(赤丸急行)で直接行けることができたが、今は各駅停車しか停車せず、新宿、町田方面からは新松田駅で各駅停車に乗り換えが必要となり、御殿場線の方の足柄駅もまた、前述の通り新松田駅(=松田駅)で乗り換える必要がある。

神奈川県の足柄駅(小田急小田原線)

1927年4月1日開業。駅番号はOH46。

出口は一ヶ所のみで、上り方面には車両基地が広がっている。

駅構造

二面三線ホームの地上駅。

乗り場方向方面備考
1下り小田原箱根湯本方面
2上り新宿相模大野千代田線方面
3上り新宿相模大野千代田線方面待避線

利用状況

  • 2023年(令和5年)度の1日平均乗降人員は3,571人である。小田急の駅では利用者最少。
    • 2016年(平成28年)度は南新宿駅に最下位の座を譲ったが、2017年(平成29年)度には南新宿駅の利用者が当駅以上に増加したので、再び最下位になってしまった。前述の通り急行停車駅から外れ現在は各駅停車のみが停車し、ほとんどが新松田~小田原(~箱根湯本)間の区間列車である。
    • しかし新型コロナウイルス問題が起きた2020年(令和2年)以降は東京都且つ新宿駅に近い南新宿駅の方が利用者減少が大きかったので順位を1つあげた。
  • かつては日本専売公社(現:日本たばこ産業)小田原工場が徒歩圏内にあり貨物専用線もあったが、トラック輸送に切り替えられたことで専用線は廃止され遊歩道になった。(架線柱もしばらくの間残置されていた)その後たばこの需要減で平塚工場へ統合された。(その平塚工場も閉鎖されホームセンターになっている) 敷地は大型スーパーの構想があるが、周辺道路が病院や市役所等の利用者で普段から混雑しているため、いまだ実現化せず更地が広がっている。(混雑分散のため小田原市東側への新しい道路が建設中)

年度別

年度乗降人員順位
2008年(平成20年)度3,038人70位
2009年(平成21年)度3,067人70位
2010年(平成22年)度2,966人70位
2011年(平成23年)度2,976人70位
2012年(平成24年)度3,070人70位
2013年(平成25年)度3,303人70位
2014年(平成26年)度3,447人70位
2015年(平成27年)度3,624人70位
2016年(平成28年)度3,877人69位
2017年(平成29年)度3,917人70位
2018年(平成30年)度3,984人70位
2019年(令和元年)度3,893人70位
2020年(令和2年)度3,408人69位
2021年(令和3年)度3,498人69位
2022年(令和4年)度3,589人69位
2023年(令和5年)度3,571人70位

隣駅

種別←相模大野・新宿方面当駅小田原方面→
  • 特急ロマンスカー
  • 快速急行
  • 急行
通過
各駅停車螢田駅足柄駅小田原駅

静岡県の足柄駅(JR御殿場線)

1947年9月15日開業。駅番号はCB09。

こちらも出口は一ヶ所のみで、構内にホームに直結する踏切がある。

駅構造

島式一面二線ホームの地上駅。

乗り場方向方面
1下り松田国府津方面
2上り御殿場沼津方面

隣駅

←国府津方面当駅沼津方面→
駿河小山駅足柄駅御殿場駅

利用状況

  • 2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は450人である(静岡県統計書より)。

利用状況比較表

年度乗車人員
2010年(平成22年)度521人
2011年(平成23年)度470人
2012年(平成24年)度487人
2013年(平成25年)度505人
2014年(平成26年)度481人
2015年(平成27年)度495人
2016年(平成28年)度501人
2017年(平成29年)度497人
2018年(平成30年)度450人

ちなみに

小田急線の足柄駅は周囲に特に何もなく、長年全70駅の乗降数ワーストを記録していた。ただ、隣の小田原駅(ターミナルはこちら)を終点とする特急ロマンスカーなどが次に都心方面へ戻るまでの間、引き上げ線代わりとして同駅まで回送され、ここに留置されることがよくあるため、ホームそのものは2面3線とされた。さらにその小田急足柄駅は、厳密に言えば、開業当時には小田原市の前身自治体のひとつ・足柄下郡足柄町の中心地だったことに由来している。

しかし2016年に入り、ついにワースト2位だった南新宿駅を追い抜き最下位の座を譲る事となった。

なお、足柄峠の神奈川県側は、小田原市のに位置する南足柄市(足柄上郡の南西にあることからこの市名となった)であり、同市には小田原駅より伊豆箱根鉄道大雄山線が乗り入れる。

ちなみに足柄駅の両駅を徒歩連絡しようとうすると、6時間も歩く羽目になる。

関連動画

なんと実際に乗り換えた勇者も存在する。

足柄駅の編集履歴2024/06/26 14:10:05 版
編集者:稲美 弥彦
編集内容:利用状況を更新。
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