概要
駅番号はOH51。
路線自体は箱根登山鉄道鉄道線の中間駅という扱いになっているが、運行系統が当駅で分断されており、小田原駅方面への営業列車はすべて乗り入れ先の小田急電鉄の車両による運行となっている。
箱根登山鉄道の車両は2006年まで小田原駅方面への運用があったため、小田原~箱根湯本間は狭軌・標準軌の3線軌条となっていた。現在は箱根登山鉄道の車庫がある入生田駅までの区間が3線軌条のまま残り、箱根登山鉄道の車両はこの区間を「回送列車」として走行する。また両方向で架線電圧が異なるため、デッドセクションが当駅付近に設けられている。
当駅から強羅方面は交通系ICカードでの乗車はできず、改めて乗車券を購入する必要がある(自動券売機でのICカードの使用は可能)。
駅周辺は箱根の玄関口ともいえ、駅近くに箱根町役場もあるほか、箱根湯本温泉もあり、また戦国武将・後北条氏の菩提寺・早雲寺も近い。坂の途中にあるため、かなりの勾配を登り降りすることになる。
駅構造
駅のホームは島式・相対式を組み合わせた2面4線。
利用状況
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員は11,179人である(箱根町統計書より)。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
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2008年(平成20年)度 | 9,303人 |
2009年(平成21年)度 | 9,066人 |
2010年(平成22年)度 | 8,834人 |
2011年(平成23年)度 | 8,635人 |
2012年(平成24年)度 | 9,274人 |
2013年(平成25年)度 | 9,541人 |
2014年(平成26年)度 | 9,719人 |
2015年(平成27年)度 | 8,714人 |
2016年(平成28年)度 | 9,578人 |
2017年(平成29年)度 | 9,911人 |
2018年(平成30年)度 | 11,179人 |