概要
トンネルや共同溝など、地下にある空洞へ人(や検査機器など)が出入りするために設けられた出入り口のこと。メンテナンスハッチ(点検口)の一種。
その目的上、地上から地下へまっすぐに下りていく立坑となっている。下水道に設けられていることが知られるが、上水道やガス管のバルブなどを開け閉めするために設けられているマンホールもある。
異物が入ったり人畜が誤って落下したりしないようにマンホールの蓋(人孔鉄蓋、グラウンドマンホール)がはめてある。この蓋は自治体や管理事業所ごとにデザインが異なっており、全国のマンホールの蓋のデザインを写真に撮ってまわるファンもいる。
マン(man)は人、特に男性のニュアンスを含むため、性中立的表現として『メンテナンスホール』等と言い換えられることもある。
特撮作品
特撮ドラマ「仮面ライダージオウ」の第35,36話にて女優の釈由美子がゲスト出演した。釈演じる「北島祐子」が劇中にて攻撃および防御にマンホールの蓋を使うという癖の強いスタイルを貫いており、さらに、マンホールの蓋を持参して結婚式場に乗り込むなど、上記の本来の使い道から逸脱したマンホールの使用方法が視聴者を動揺させた。
36話が放映された2019年5月19日、Twitterのトレンドに「マンホール」というワードが登場
し、その後、仮面ライダーシリーズだけでなくスーパー戦隊シリーズなどの特撮作品でマンホールの蓋が作中に登場する際、Xでは「マンホール」がトレンドになる事態が起きている。
登場した主な作品は以下の通り。
マンホールをモチーフにした蛮機獣であるマンホールバンキが登場。
上記の通り、アナザーキバの変身者である北島祐子が生身でマンホールの蓋を武器や凶器として使用している。
バクアゲ6にて、ブンレッドがマンホールの蓋で敵幹部の攻撃を防ぐ際に使用。上述のアナザーキバの件を思い出した視聴者が多く、X(旧twitter)で「釈由美子」がトレンド入りした。
また、ジオウ本編終了後、釈には、ポケモンデザインのマンホールふたのPRの仕事や、横浜下水道導入150周年の広報大使のオファーがあり、“マンホール女優”としての地位を確かなものになっている。
関連タグ
キング・ヒッポー - 『パンチアウト!!』に登場するカバのような巨漢なボクサー。Wii版のチャンピオン防衛戦で腹部を守る為に、マンホールの蓋を腹部にテープで貼り付けて登場している(勿論、実際のボクシングでは反則)。
古賀葵 - マンホールの蓋鑑賞が趣味。そこから彼女原案の漫画『マンホール戦記アオイ』がコロコロオンラインで連載となった。