プロフィール
英名 | Murmukusmon |
---|---|
属性 | ウイルス |
世代 | 究極体 |
種族 | 魔王型 |
必殺技 | ゲヘナ・フレイム |
得意技 | ネクロインテロゲイション |
概要
「伯爵」の名で呼ばれる究極体の魔王型デジモン。
元々は上級天使型デジモンだったが、堕天した事で魔王型デジモンとなった。
幻獣デジモンのグリフォモンを従え、自らの手足として使役する。
必殺技は業火を吐き出し、死してなお永遠に苦しむと言われる『ゲヘナ・フレイム』。
モデルはソロモン72柱の一体である悪魔ムルムルで、ヒポグリフォモンに似た意匠を持っているのも元ネタの伝承に則っている。
余談だがグリフォンはその勇ましい姿から縁起が良いとして貴族の紋章として用いられたりするのだが、一方で傲慢の象徴とする負のイメージの側面も持っており、ムルムクスモンがグリフォモンを従えているという設定を考慮するとある意味では、グリフォモンが悪堕ちした姿という見方もできる。
ちなみに七つの大罪をモチーフとした傲慢を司るとされる魔王型デジモンが存在するが、偶然か意図したのかは不明だが両者は設定においてゲヘナという単語が共通して使われている。
他作品での活躍
CV:上原多香子(ダルクモン時)/緑川光(ヒポグリフォモン時)/山口健
劇場版で登場。かつてデジタルワールドを混乱に陥れた罰で追放された。
オニスモンを復活させて再びデジタルワールドを破壊と混乱に陥れるべく、ダルクモンの姿でヒューマン型デジモンを、ヒポグリフォモンの姿でビースト型デジモンを焚き付けて戦乱を起こした。
どちらもムルムクスモンのデザインと酷似したデザインとなっており、世代もダルクモン(成熟期)→ヒポグリフォモン(完全体)→ムルムクスモン(究極体)と見事に進化ルートを形成している。映画では変身能力を持っているとされたが、劇中の描写を見る限り、進化である可能性が高い。
コマンドメンツ三将軍の一人として登場。
その正体はシステム界で守り人を務めるホーリーエンジェモンで人間に捨てられたチビモンを拾って看病したが、人間の世話無くして生きていけないチビモンは看病の甲斐もなく死亡してしまう。彼の怒りに漬け込んだバルバモンにより堕天してムルムクスモンに転生、最終決戦でペックモンが進化したレイヴモンと交戦し、ブラストウィングを浴びて敗北した。しかし、死んだ訳ではなく、NEOとの決戦ではホーリーエンジェモンの姿に戻ってツルギ達に力を貸している。
進化ルート
ムルムクスモンルート
(※成長期以前はカードゲームからの予想)
最初は神聖系から始まって最終的に悪魔になってしまうという点ではルーチェモンを思わせる(カードゲーームではダルクモンはルーチェモンからも進化できる)。
ただし、ダルクモンがカードゲームで進化できるのはヒポグリフォモンまでであり、ムルムクスモン自体はフェレスモン、マミーモン、インダラモン、スカルサタモンなどのウィルス種から進化する。インダラモンの元ネタであるインドラはゾロアスター教ではダエーワ(悪神)として扱われているので、そこまで場違いな進化元ではない。
また、ダルクモンの進化元にパタモンが採用される事もあるが、デジモンネクストではパタモン系譜であるホーリーエンジェモンからの進化を果たしている。