ツギクル芸人グランプリ
つぎくるげいにんぐらんぷり
概要
2019年から一般社団法人日本音楽事業協会とフジテレビが共同主催している。ピン芸・漫才・コント一切ジャンル問わない異種格闘技戦である。フジテレビの関東ローカル枠で放送されるので見られない地域も多いがTVerで配信される。
出場資格は一般社団法人日本音楽事業協会に加盟する芸能事務所に所属していて、地上波のプライムタイムの番組にレギュラー出演していないことが条件となる。条件を満たしていれば若手でなくとも出場可能。
各事務所の推薦芸人(1社につき最大20組)が出場するというシステムのため、大手所属だと予選会の出場が狭き門となる。チャンピオンの非吉本率が高く、吉本興業所属芸人は第4回大会でナイチンゲールダンスが優勝するまで存在しなかった。
また、キー局5局のバラエティ番組プロデューサーが審査員として参加するのが特徴で、その他にベテラン芸人やお笑い以外のタレント、観客なども審査員を務める。
優勝者には賞金に加えて、キー局5局のバラエティ番組や協賛した事務所ライブに出演できる。
賞金は2023年までは100万円、2024年は200万円。
2003年から2008年まで開催されたお笑いホープ大賞と2010年から2018年まで開催されたお笑いハーベスト大賞を前身としている。
お笑いホープ大賞
お笑いホープ大賞は在京プロダクション一押しの若手芸人がネタを競いホープを決める大会。
こちらの主催は「お笑いコンベンション実行委員会」。
在京民放局が協力しているため、ここで目立ったら全国ネットの番組で出演するチャンスが増える。放送はフジテレビ721。
2003年まで開催され、2008年で最後の開催になった。新たな賞レースとして生まれ変わると発表され、お笑いホープ大賞が引き継いた。
お笑いハーベスト大賞
2010年から毎月「JAMEお笑いハーベスト」に出場した芸人たちから年間グランプリを決める大会。
放送はBS日テレで放送される。
2018年10月に「JAMEお笑いハーベスト」および「あなたが選ぶ!お笑いハーベスト大賞」は同年7月に実施事業を終了し、2019年からは後継大会としてツギクル芸人グランプリがスタートした。
ルール
各事務所の推薦芸人が予選会に出場する。
フジテレビのバラエティ番組スタッフと観客による審査で決勝進出者を15組選ぶ。
決勝では5組ずつの3ブロックに分けて、各ブロックの1位が最終決戦に進む。
審査は9人の審査員と観客票1票による1人1票の投票制。観客票は同点のときに高い価値を持つ。(1位が複数いて観客票が1位以外に入っているときどうなるのかは不明)
最終決戦も同様のルールで行う。
出演者
なおここに書かれているのはツギクルのみとする。
審査員
現在民勤賞の皆のリーダー。
第1回のみ出てるTHEMANZAI王者。
第2回以降民勤賞のM-1グランプリ2代目王者。
第2回のみ出たMCもした女性タレント枠。
第3回のみ出た眉毛が目立つ女性タレント枠。
第4回に出た女性タレント枠。
放送作家。
第1回のみ出たフジテレビのプロデューサー。
第1回のみ出たテレビ東京のプロデューサー。
第1回目のみ出たTBSのプロデューサー。
第1回のみ出たテレビ朝日のプロデューサー。
第1回のみ出た日本テレビのプロデューサー。
第2・3回のみ出た日本テレビのプロデューサー。
第2回から出ているテレビ朝日のプロデューサー。
第2回から出ているTBSのプロデューサー。
第2回から出ているテレビ東京のプロデューサー。太田光からその名前を弄られがち。
第2・4回のみ出ているフジテレビのプロデューサー。
第3回のみ出ているフジテレビのプロデューサー。
第4回のみ出ている日本テレビのプロデューサー。
歴代優勝・大賞受賞者
お笑いホープ大賞
開催年 | 優勝者 | 所属 |
---|---|---|
第1回(2003年) | インスタントジョンソン | 太田プロダクション |
第2回(2004年) | アンガールズ | ワタナベエンターテインメント |
第3回(2005年) | キングオブコメディ | 人力舎 |
第4回(2006年) | 東京03 | 人力舎 |
第5回(2007年) | キャン×キャン | ヴァジョンファクトリー |
第6回(2008年) | ナイツ | マセキ芸能社 |
〃 | THE_GEESE※ | ASH&Dコーポレーション |
※レッドカーペット賞