CV:大塚剛央(デュエル・マスターズ_プレイス)
概要
初登場は拡張パック第4弾「闇騎士団の逆襲(チャレンジ・オブ・ブラックシャドウ)」。
その人気から度々再録され、また悪魔神ドルバロムや悪魔神バロム・エンペラーといった派生種も多く作られている。
拡張パック第38弾においては、背景ストーリー上での宿敵である聖霊王アルカディアスとの融合体である、悪魔神王バルカディアスなるクリーチャーまで登場した。
漫画・アニメのデュエルマスターズにおいては、登場人物の一人である黒城凶死郎の切り札(嫁)としてかなりの頻度でその雄姿を拝む事が出来る。
pixivにおいては主に擬人化イラストを見る事が出来る。
上記の通り黒城の嫁というイメージからか、女体化のイラストが多い。
そしてデュエル・マスターズWINでは、なんとストリートのボス枠として登場。
こちらでは忌神サバトが使い手であり、完全復活したアビスベル=ジャシン帝を瞬殺する等、明らかに異常なレベルの強さを見せつけている。
カードとしての能力
カード名 | 悪魔神バロム |
---|---|
レアリティ | SR(スーパーレア) |
文明 | 闇文明 |
コスト | 8 |
カードタイプ | 進化クリーチャー |
種族 | デーモン・コマンド |
パワー | 12000 |
効果(テキスト内容) | ■進化―自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。 |
■W・ブレイカー(シールドを攻撃したとき、このクリーチャーはシールドを2枚ブレイクする) | |
■このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンにある闇以外のクリーチャーをすべて、持ち主の墓地に置く。 |
※デュエル・マスターズ_プレイスでは、「W・ブレイカー」が「T・ブレイカー」に変更された。
最大の特徴は場に出た時、闇文明以外の全てのクリーチャーを破壊する能力。
相手の場にいかなるパワーを持ったクリーチャーが何体いようと、即座に破壊してしまえる。
この効果は対象を取らない為、除去系のカードで対処し辛い選ばれない系統の能力(アンタッチャブル)持ちのクリーチャーであろうと破壊可能。
まさに闇文明の切り札的存在である種族、デーモン・コマンドの進化クリーチャーに相応しい能力と言えるだろう。
進化クリーチャーの特性上、出したターンで攻撃出来る為自身のW・ブレイカーが通し易いのもポイント。ブロッカーが邪魔で攻撃出来ない時に呼べば効果は抜群である。
ただし、逆に言えば闇文明であればどんな弱小クリーチャーであろうと破壊出来ない。
闇文明は比較的使用率の高い文明である為、相手クリーチャーを全滅させ切れずに残してしまう事も多いだろう。そこは他の除去カードで補っておきたい。
また、自分のクリーチャーを巻き込んでしまう点に関しても留意すべきである。
このカードはコストが8と比較的高く、自然文明を絡める事が多いため、決め切れなくなる可能性が出て来る点に関しては注意が必要である。
拡張パック第26弾においてコストが1低く、全く同じ能力を持った派生種、悪魔神バロム・エンペラーが登場したが、こちらとはパワー差で差別化可能である。
派生、関連カード
悪魔神ドルバロム(転生)
悪魔神バロム・エンペラー(復活)
竜魔神王バルカディア・NEX(+聖霊王アルカディアス、ボルシャック・NEX)
呪縛の剣豪バロスト(バロムになる前の封印状態)
聖魔連結王バロディアス(+聖霊王アルカディアス、ディスペクター化)
聖魔連結王ドルファディロム(悪魔神ドルバロム+聖霊王アルファディアス)
余談
デュエマ15周年を記念して真木孝一郎氏がX(旧Twitter)で公開した設定によるとカード開発当初の段階では名前が魔王カイザーとなる予定だったとのこと。対となる存在の聖霊王と比べて、冠詞や名前がかなり変わって印象を受ける。