本項ではキャラクターの「リボーン」について記述する。
概要
漫画『家庭教師ヒットマンREBORN!』の主人公の一人。主人公沢田綱吉(ツナ)を立派なマフィア・ボンゴレファミリーのボスに育てるため、イタリアからやってきたフリーの殺し屋(ヒットマン)。マフィア界最強の7人の赤ん坊の一人、黄色のおしゃぶりを持つ、晴のアルコバレーノ。ビアンキは4番目の愛人。誕生日はツナより1日早い10月13日。出身国不明。
挨拶の言葉は「ちゃおっス」。(アルコバレーノになる前は「ちゃおっス」ではなく「CHAOS(カオス)」だった。)
年齢
外見は赤ん坊(自称2歳)だが、ツナの元に来る8年前にはキャバッローネファミリーのディーノの家庭教師をしており、その時点でもまだ赤ん坊の姿であり成長している気配はない。30代の沢田家光(ツナの父)やDr.シャマルと対等に渡り合い、大空のアルコバレーノのルーチェの孫のユニがリボーンを「おじさま」と呼んでいるので、実年齢はどう若く見積もっても30歳以上。ただし精神・体力年齢は実年齢より若いようだ。ある種の不老状態であり、リボーン本人は困っている様子もなくむしろエンジョイしているようにも見えるが…。
性格
「格下は相手にしない」「自分のパシリは自分で締める」等、独自の美学を持つ。マスコット的な外見にかかわらず、性格はクールでひたすら鬼畜ドS。ランボやムクロウといったマスコットキャラに対して、無表情で踏んづける、蹴り飛ばすなど暴力は日常茶飯事。殺伐としており、なごむ要素がまったくない。
生徒であるツナに対しても同様、暴力的なスパルタ教育を施し、褒めることはめったにない。冷淡かと思いきや、ある程度経験と歳を積んでいるのか、かなり茶目っ気があり冗談も通じる。しばしば変装という名のコスプレを披露している。また、ラル・ミルチのような生真面目キャラに対してきわどい冗談を飛ばして反応を伺ってみたりと、ちょっとMな傾向がある。基本的に女を立てる主義で、女に対しては、借りてきた猫のように大人しくなり、愛嬌を振りまいている。
ツナが将来ボスになった時のために、獄寺隼人・山本武・雲雀恭弥・笹川了平を側近としてスカウトしている。特に山本は個別指導もするほどのお気に入り。雲雀のようにリボーンに興味を持った上でついてくる者もいる。
リボーンには、信頼の置ける相手の肩にしか乗らないという暗黙のルールがある(主に山本・ディーノ)。しかし、「未来編」後半以降は獄寺や了平の肩にも乗るようになった。アニメではOPやEDでちゃっかり乗っているが、原作でツナの肩に乗るようになったのは「継承式編」が初めて。
最強の戦闘力を誇る割には、ボンゴレファミリーの命運がかかった戦いでは、滅多に銃を抜くこともなく、ツナに加戦することもない。9代目との誓約で、一切「生徒の勝負には手は出さない」らしいが…。
チャームポイントは、瞬きしない大きな瞳とタレ眉とクルッと巻いたもみあげ。髪型はオールバックで、ボルサリーノのソフト帽に黒スーツがトレードマーク。銃はチェコ製のCz75の1stを愛用。帽子に載せているカメレオンはペットの「レオン」。変身能力を持ったカメレオンで、アニメでは銃にも変化する。
アルコバレーノの中では、風やユニとは気が合うようで比較的良い関係である。ユニの母であるルーチェのこともよく知っていたようだ。
コロネロとは会うたびに挨拶代わりの頭突きをかますライバルであるがお互い認め合っている。アルコバレーノではないがコロネロの教官であるラル・ミルチとも交流があり、コロネロ絡みでよくからかっている。
「虹の呪い編」ではツナをボスとして虹の代理戦争に参戦。しかしリボーン本人は呪いが解けるなどという都合のいい話は最初からあてにしておらず、チェッカーフェイスから代理戦争の話を聞いた時は断ろうとしたが、偶然ポケットに入っていたツナの0点のテストを見て、ツナを鍛えるために参加するのも悪くないと考えを改め参加を承諾。つまり「ツナを立派なボンゴレ10代目として鍛える」為に参戦した。ブレない家庭教師根性である。
アルコバレーノの行きつく果てをバミューダ・フォン・ヴェッケンシュタインから聞いた際には「この姿になった時からろくな死に方なんて期待してねぇ」などと、自らの運命に対し諦め割り切った姿勢を見せるが、ツナによって叱咤されることになる。
好きな飲物はエスプレッソコーヒー。違和感仕事しろ。
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スカル(リボーン) マーモン(バイパー) ヴェルデ ラル・ミルチ