概要
完璧超人であるケンダマンとスクリュー・キッドのタッグチーム。
首領ネプチューンマンの命令で、下等超人(正義超人や悪魔超人)たちを偵察するために「宇宙超人タッグトーナメント」に乱入した。
一回戦モースト・デンジャラス・コンビ対2000万パワーズの試合前に突如割って入り、タッグ技「地獄のネジ回し(後述)」でモースト・デンジャラス・コンビを血祭りに挙げた。その後2000万パワーズも苦しめたが、地獄のネジ回しを破られ動揺した隙に反撃を受けダウン。(その際にケンダマンがバッファローマンに背中を見せてしまっていた。)
脳裏に「敵を倒さず生き恥をさらす事なかれ」と言うネプチューンマン達の厳命が伝わり追い詰められた二人はいかなる手段をもってしても2000万パワーズを倒すと決意を固めた。
下等超人の愚行と嘲笑していた凶器攻撃で反撃し2000万パワーズを追い詰めたが彼らのロングホーン・トレインを喰らい敗れる。
「敵に背中を見せてはならない」「凶器を使ってはならない」「絶対に負けてはならない」という完璧超人の鉄の掟を破った制裁としてネプチューンマンに死刑判決を受ける。
ヘル・ミッショネルズに勝てば死刑は免れるとして抵抗したが、スクリューキッドはマイルドマンのオーバーボディを砕くことしか出来ず逆に体を砕かれ死亡。一方、それを見て逃げ出したケンダマンもネプチューンマンの喧嘩スペシャルで体を裂かれた。
なお、この後ヘル・ミッショネルズは2000万パワーズとの戦いでいけしゃあしゃあと「スクリューキッドとケンダマンの仇が討てました」などと牛&麺に責任転嫁しており、よくネタにされている(とは言っても基本的に完璧超人は戦死者を憐れむ事は無く、ネメシスの様に自害を褒め称えるのが大半である)。
ちなみに、このチーム名は後年のゲーム『キン肉マン マッスルジェネレーションズ(PSP)』で明かされたチーム名で、原作では「乱入コンビ」とだけ呼ばれている。
また、あまり知られていないが、彼らは作中で始めて「完璧超人」という存在を明らかにした超人である。「完璧超人」という言葉は、その後も「なんでも出来る万能な人」という意味で様々な作品で引用されていることを考えると、彼らはある意味「完璧超人の元祖」とも呼べるのかもしれない。
新シリーズではネプチューン・キングの無量大数軍追放時についていった配下の超人たちとして登場。
また、モースト・デンジャラス・コンビの心残り、特にブロッケンJr.は似たツープラトンに動揺して被弾するほど地獄のネジ回しはトラウマとなっていることが判明した。この時にブロッケンはオメガ・グロリアスとの試合の中で自力でトラウマを克服している。
その後、本編の時系列にも本人たちが登場。手段は不明だが生き返っており、無量大数軍に双方参加。スクリュー・キッド調査団として活動していた。確認されたのは殺人遊戯コンビの二名だけだが、スクリュー・キッド調査団=殺人遊戯コンビなのか、ほかに人員がいるのかは不明。
作中でのタッグ再結成とはならなかったが、ケンダマンの発言からタッグパートナーとしての信頼や絆は二人の間にあるようだ。
唐突な復活や重要ポジションへの昇格から、元から二人とも超人閻魔の派閥であり、『ザ・マンからネプチューンキングを監視する為に送られたスパイ』という説が一部ファンから浮上しているが、公式では特にそのような描写はない。
地獄のネジ回し
殺人遊戯コンビのタッグ技。
両足が鋭いネジに変形したスクリュー・キッドがそのネジで相手に突き刺さり、ケンダマンがキッドの頭とドッキングした状態で鉄球を振り回し、その遠心力による回転でみるみるネジを相手の体に食い込ませ貫通させるという、えげつない必殺技。
二人はこの技でブロッケンJr.とウルフマンを倒した。後のブロッケンの回想では恐怖で足がすくみ動くことすらできなかったと語っている。