ガイ(ファイナルファイト)
がい
プロフィール
概要
ファイナルファイトシリーズとストリートファイターシリーズ(主にZEROシリーズとIV)
に登場するキャラクター。
漢字表記は凱だが、英字表記はGUY。
武神流忍術と呼ばれる格闘技の第39代正統継承者。スニーカー収集が趣味な真っ向勝負を仕掛ける忍びなれども忍ばない忍びである。
(実際にいぶきから「恥ずかしいほどに真っ赤な服」と指摘されている。)
幼い頃は現在からは想像もつかないほどの不良少年だったが、武神流の師匠である是空(ぜくう)に
素質を見い出され、武神流忍術を伝承される。 その後はしばらく師匠の下で修行を続けた後、
さらなる自己研鑽のため、武者修行目的で渡米する。
口調は古風で横文字が苦手(「サイコパワー」→「サイコッパーワー」など変な発音になる)。
しかし、パソコンなどの電子機器に強いという意外な一面も見せる。焼き芋を焼くのが上手という謎の特技も持つ。
出身国はやはり日本だった!
当初は出身国は日本だったが、ファイナルファイトシリーズで武者修行目的で渡米していたためか、ZERO3とスパIVでは出身国がアメリカになっていた。
しかし、ストVのカプコン公式サイト内『シャドルー格闘家研究所』の公式発表で出身国が再び日本と記載されている。
出身国はアメリカというのはやはり・・・間違いの模様・・・。だってアメリカ出身なら英語の発音がああなりそうにないし・・・。
いや逆に考えるとアメリカに適応してアメリカの発音に近くなっている可能性も・・・?
修行中の服装
ふんどしに草履で修行している!いつものオシャレなスニーカーは履いていなかった!(驚いた!)
ファイナルファイト時代
「なんと ひきょう きわまりない! せっしゃも すけだち いたす」
コーディーやハガーと同じジムに通っていた所にハガーの娘・ジェシカの拉致を聞き、
ジェシカを助けるべくコーディーと共に犯罪組織「マッドギア」を打倒する。
『ファイナルファイト』のエンディングでは、ジェシカの前から逃げようとしたコーディーを
「武神獄鎖拳」で叩きのめしたが、これはガイなりの叱咤である。
コーディーは恋人を、ハガーは娘を救うため・・・と、マッドギアと戦う理由があるのだが、
ガイ自身はマッドギアとは何の関係も無く、上述のセリフの通り義侠心から戦いに身を投じている。
SFC版では容量の都合上登場しなかったが、『ファイナルファイトGUY』ではコーディーと
入れ替わる形でプレイヤーキャラになった。『ファイナルファイト2』では修行期間中だったため、OPシーンとEDシーンにのみ登場していた。『ファイナルファイトタフ』では修行を終え、
メトロシティから帰ってきた後、ハガー・ルシア・ディーンと共に犯罪組織「スカルクロス」に
挑んだ。
コーディーやハガーと比べて非力ではあるものの、素早く移動でき三角飛びからの飛び蹴りが使え、
各種技の隙も少ないスピード重視のキャラとなっている。
『マイティファイナルファイト』や『ファイナルファイトリベンジ』では手裏剣も使うという
忍者らしさも披露した。
この頃は師匠がマキの父「源柳斎」とされていたが、後の設定では是空に代を譲っている。ただし源柳斎自身もガイに修行を施していたという設定も残っている。
武神流宗家の源柳斎が元々は忍術を主にしていたのに対し、是空は様々な体術を取り入れた実践的な格闘術に仕上げていったらしい。
ストリートファイター時代
「これぞ、武神流。」
『ストリートファイターZERO』シリーズと『スーパーストリートファイターⅣ』に登場。
素早い動作と豊富な攻め手が持ち味であるが、癖が強く熟練したプレイヤーでないと真価を発揮できない。
マッドギアの元幹部であるソドムとロレントからは敵視されてるためか(尤も組織を潰された恨みからではないが)、ZEROとZERO2でソドムとロレントのいずれかでプレイするとガイが最終ボスとして登場する。
ZERO3でコーディーと共演するが、彼が堕落したときは驚いてはいたものの、彼のことを案じてか
あえては問わなかった。
登場シーンではドラム缶を壊しながら現れることがある。
人間関係
ファイナルファイト
友人関係で、かつてはマッドギアを壊滅させている。ZERO3では堕落の末に投獄したが、
心配しつつもその生き方に干渉しなかった。
昔からの付き合いで、マッドギアやスカルクロスといった犯罪組織に挑んできた。
『ファイナルファイト タフ』でスカルクロスを壊滅させた戦友。マッドシティの女性警官である。
『ファイナルファイト タフ』でスカルクロスを壊滅させた戦友。
武神流
- 源柳斎麗奈(レナ)
婚約者。誘拐された後はものすごく強くなっていくかもしれないな・・・、だってそういう女の子が存在するし・・・。
ガイの婚約者《源柳斎麗奈》の妹。ガイとは共に是空の下で修行をしてきた幼馴染らしい。
自分こそが武神流第39代正統後継者に相応しいとガイを一方的にライバル視しているが、ガイ自身はほとんど相手にしていない。
- 源柳斎(げんりゅうさい)
レナとマキの父。武神流忍術第37代正統継承者。下の名前は不明。源柳斎家は武神流の宗家(本家本元)である。
『ファイナルファイト2』の時点ではガイとマキの忍術の師匠とされていたが、後の設定では源柳斉は武神流の宗家となっており、是空に代を譲っている。
ただし彼自身もガイに修行は施していたようだ。
『カプエス2』の頃には天に召されている模様。
- 是空(ゼクウ)
『ZERO』シリーズにおけるガイとマキの師匠。武神流忍術第38代正統継承者。
武神流としては分家の出身となるが、宗家の源柳斎からマキを預かり修行を施していたらしい。
しかし形骸化が進む武神流の衰退を嘆き、復活できる器を持った者を求めて全国を旅していたところ、
少年ガイの才能を見出してスカウトし、武神流の後継者として修行を施した。
ストリートファイターシリーズ
波動を使う暗殺拳と武神流忍術にはなんらかの関係がある様だが・・・。(中平正彦 作 「ストリートファイターZERO」)
呼び捨てにするほどの友人関係。
『ZERO2』でガイに「心の迷いがある」と見抜いて以来、何かと関わることが多い。
ガイには既に婚約者のレナ、ライバル視される幼馴染のマキが居るわけで、彼女も絡んでくると考えると中々に修羅場である。
敵対関係で、ZEROシリーズ全作品では彼のラスボスとして登場している。
ただし、実力は認めているらしく、「冥府魔道にさえ落ちねば素晴らしい格闘家になれた」と評している。
弟子の1人。元々は一般人として忍術と無縁の生活をしていたのだが、チンピラに絡まれていたところをガイが助けて以来、師匠として彼女の面倒を見ることになった。
西暦2026年の未来における武神流継承者。
未来のガイの弟子である最強のボディガード忍者・號(ゴウ)の長男が翔で、ガイの親戚筋にあたるらしい。
『NAMCO×CAPCOM』で同じ武神流ということでタッグを組んでいる。
キャプテンソードやキャプテンストーム発動時には異常なまでに馴染んでいた。
もうガイはコマンドーチームの5人目として加入してもいいんじゃないか、と思っていたら『プロジェクトクロスゾーン2』において、キャプテンコマンドーの掛け合いセリフにこんなものが登場。
キャプテン「二人とも、ニンジャコマンドーにならないか?」
秀真「ニンジャ……コマンドー……?」
飛竜「もう二人いるだろう。他を当たれ」
ケン「今回は、いつもの仲間はいないのかい、キャプテン?」
キャプテン「翔、フーバー、ジェネティー、ガイ君は別の任務に回ってもらっている」
リュウ「コマンドーチームも大変だな。……ん?」
どうやら、本当にニンジャコマンドーとしてコマンドーチーム入りしたらしい。
関連動画
ベースはファイナルファイトの1面。