概要
第36話「ヒーローは誰だ?」に登場。巨体に巨大な一つ目が特徴の、ゲドリアン曰く「怪魔異生獣大隊No. 1のパワーの持ち主」で、一つ目からの破壊光線と口吻から噴出するガスが武器。
ヒーローに憧れる人間の子供達を洗脳してクライシスの工作員に仕立て上げる「クライシス・ユーゲント計画」に従事する。謎の覆面万能アスリート「グレートマスク」の姿で野球(エレファンツの平井投手)、陸上(中野選手)、サッカー(玉本選手)、テニスといった各スポーツ界のトップ選手達に対決を挑んでは打ち負かし、心酔した子供達を自らの親衛隊へと加えていく(その中には茂の友人で玉本のファンだったアキオもいた)。続いて世界チャンピオンのプロボクサー・沢田勝にも試合を申し込み、超人的な力で圧倒してマットに沈め、彼のファンだった少年・大輔達も親衛隊に取り込んだ。
しかし再起した沢田にリターンマッチを挑まれると、今度は以前とは比較にならない強さを見せる沢田の前に劣勢強いられる。挙句の果てにカウントを取ろうとしたレフェリーを突き飛ばし、ボクシングの試合にもかかわらずキックを繰り出すという反則行為を繰り返したために親衛隊の子供達からも愛想を尽かされてしまう。
それでも圧倒されついにKOされると、たまらず怪人態を現す。すると沢田の体内からバイオライダーが出現。本来禁じ手である特殊能力「細胞融合」を沢田の了承を得て使用し、RXの力を沢田に与えていたのだ。
計画をぶち壊されたバルンボルンは親衛隊の大輔少年を人質にとってRXの攻撃を阻もうとするが、RXはアクロバッターとの連携で大輔少年の解放に成功。RXキックで吹っ飛ばされ、更にリボルケインに貫かれて爆死した。
余談
『仮面ライダーSD』にも登場。グレートマスクに変身している時は重度のナルシストで自分の美しさに酔って号泣するが、本来の姿に戻った時は醜い姿を異常なまでに恥じて号泣していた。醜い姿を恥じているため人前では常にグレートマスクの姿でいるが、後頭部を叩かれると変身が解除されてしまう。
仮面ライダーを倒して日本のヒーローになろうと目論んだ。
原作とは対照的にマイティライダーズが束になっても敵わないほどの凄まじいパワーを誇り、RX達をあわやという所まで追い詰めたが突如現れた二号ライダーの閃光返しを食らって爆死した。