概要
仮面ライダーBLACKRXの使うライダーキックである。
片足で蹴り込んでいた仮面ライダーBLACKのライダーキックと違い、シャドームーンのシャドーキック同様に両足を赤熱化して蹴り込むキックである。BLACKの様にバイタルチャージを必要とせず、素早く使用することが可能な上にその威力はBLACKのライダーキックの実に三倍で、BLACK対策をしていたガテゾーンとマリバロンを驚愕させた。
本編では専らリボルケイン使用直前に敵を満身創痍にする為のつなぎ技として使われ、決め技として使われる事は非常に少なく、この技で倒されたのはガテゾーンぐらいなものである(他にも32話で岩魔を一撃で粉砕しているが、再生能力で直後に復活されている)。
とは言っても、前述の通り終盤のBLACKのライダーキックの三倍という事は、数々のゴルゴム怪人を葬ってきたライダーパンチ→ライダーキックの所轄「10割コンボ」をこれだけで凌ぐ威力という事であり、そんなの喰らって即死しないクライシスの怪魔戦士が、強力な怪人であるという事を示す証でもある(大抵はRXキックを食らった時点で、もうフラフラになってリボルクラッシュを回避できるような状態では無いが)
仮面ライダー3号ではショッカーライダー鎧武パインアームズのパインスカッシュを弾いていた。また、この時は両足蹴りではなく、片足で放っていた。
余談
RXキックは別形態からの変化直後にもタイムラグ無しで使うことができ、ガテゾーンを倒した際は、バイオライダーでゲル化している最中にいきなりRXキックに変化して命中するという鬼畜仕様である。
こんなもんどうやって防げと?
発動モーション
- 片手で地面を叩いた後ジャンプ
- 空中で前方に跳びながら後方回転
- 「RXキック!」と叫びながらそのまま、もしくは捻りを加えながら両足で蹴り込む
特に、新体操の動きに近い2のムーヴは、スーツアクターを務めた岡元次郎ならではの、難易度が高いモーションである。
関連タグ
仮面ライダーBLACKRX ライダーキック 飛び蹴り ドロップキック てつを
仮面ライダー王蛇:同じく岡元次郎がスーツアクター担当した仮面ライダー。ファイナルベント「ドゥームズデイ」がRXキックと同じモーションである。
タトバキック : 他の必殺技にお株を奪われたライダーキック。しかもコレで単独撃破ができたのは放送開始から4年後。もちろん本編では一度足りとも単独撃破できなかった。