概要
仮面ライダーBLACK RXの腰部に備わった装具の一つで、所謂「変身ベルト」に相当する。
金色をした長方形のバックルに、2つの丸い発光部が横並びに配されている、ダブルタイフーン(『仮面ライダーV3』)と同様のスタイルが特徴で、この発光部の右側には仮面ライダーブラックの頃より引き続き、キングストーンが埋め込まれている。
変身の際には、内部構造が可視化されるという演出も盛り込まれており、時期によって2通りのパターンが使用されている。
- 左右とも同型の発光部が、パターンこそ異なるものの赤く発光・回転する(第4話まで)
- 右側が赤く発光・回転するのに対し、左側は複数の円環が、こちらも原子構造図を思わせる形で回る(第5話より、メイン画像も参照)
サンライザーは、直上に備わっているエネルギーパネル「サンバスク」から取り込んだ太陽光線と、キングストーンとが結合・反応し生み出された「ハイブリッドエネルギー」を全身に送出する役割を担っており、このサンバスクが破壊された場合でも、サンライザー内のキングストーンが機能している限りはダメージを再生することができる。
また、キングストーンが収まっている右側の発光部に手をかざすことで、専用武器である「リボルケイン」を生成し抜き出すこともできる。
一方でリボルケインはキングストーンを保護する役目もあることから、武器として使用している最中はキングストーンが無防備となってしまうというデメリットも生じてしまう。
物語中盤より新たに変身するようになった、ロボライダーやバイオライダーといった多段変身形態でも、それぞれ形状こそ大きく異なるもののバックル部はサンライザーと呼称される。
資料によっては、便宜上「サンライザー(バイオタイプ)」などと表記している場合もある。
備考
放送当時には、なりきり玩具として「アクションコントロール DXライダー変身ベルト」が発売されており、付属するリストビットを装着した状態で変身ポーズなどのアクションを取ることで、リストビットから発せられた電波を受信して自動的にベルト本体のギミックが作動するという、前作『仮面ライダーBLACK』の「テレビパワー DX変身ベルト」とはまた一風異なるスタイルが採られている。