「テレビパワーをキャッチしろ!」(DX変身ベルトのCMより)
概要
テレビバワーとは、テレビの映像に連動して動く玩具に付けられた商品名、および総称。
円谷プロが制作協力した海外ドラマ『キャプテンパワー』の連動玩具として、アメリカのmattelが発売したものが発祥とされている。
日本では吹き替え版が放送された際にバンダイが輸入品を販売、後に『仮面ライダーBLACK』の玩具に搭載され、自動で変身ポーズをするアクションフィギュア、発光する変身ベルト、自走するロードセクターが発売されていた。
翌年に放送された『じゃあまん探偵団魔隣組』の玩具「ジゴマ探知機」にも採用され、怪盗ジゴマの登場シーンに反応するギミックが搭載されていた。
特に変身ベルトとの親和性が高く、テレビの映像に合わせて変身ポーズを取るだけで玩具が動き出すという点は画期的ではあったが、そもそも映像がないと機能しなかったり対応シーンの映像に激しい発光点滅が挿入されるのが問題視されたのか、続編の『仮面ライダーBLACKRX』ではブレスレットからベルトに無線信号を送って操る「アクションコントロール」という形式になった。
2021年10月『仮面ライダーBLACKSUN』の制作に合わせて『テレビパワー 変身ベルト キングストーン』の名義で、仮面ライダーBLACK第一話が収録されたDVD付で復刻販売された。
ちなみに当時品を持っているファン曰く、DVDやネット配信での映像でも反応するらしい。