概要
一口に「絶滅」とは言っても理由は様々で、生態が環境の変化に順応できなかったり、他の種との生存競争に勝てなかったりといったもの。しかし、中でも最も多い理由がヒトの手による乱獲や密猟、文明開拓の弊害で、「けもの」をテーマに扱う本シリーズにおいて彼女ら絶滅種のフレンズは、明るい世界観の裏に隠れがちな現実ともリンクする暗く重い課題の主張にもなる陰の主役とも言えるかもしれない。
フレンズとしては、眼にハイライトがないという共通の特徴を持つ。ただし、後述のトキのように「あくまで野生絶滅で現生自体はしている」といったパターンの場合、ハイライトの有無は描き手の判断に委ねられている。
また、絶滅というテーマをバックに持つにもかかわらず、多くはそれらの暗い雰囲気を感じさせない明るい性格をしている。
しかし、それらのテーマに全く触れていないという訳ではなく、中にはどこかで仲間が生きている事を信じていたり、密かに孤独を抱いているといった悲哀を感じさせる子も少なくはない。
フレンズ一覧
絶滅したのが昔順に載せている。ただし絶滅した年代が同じ場合は50音順に載せる。
トキやバーバリライオン、シフゾウなどの一部の地域での絶滅、野生絶滅のフレンズは掲載しない。
架空の生物や未確認生物に分類されるフレンズはこちらを参照→UMA(けものフレンズ)
古第三紀
第三紀
鮮新世
第四紀
更新世
14世紀以降
- オーストラリアデビル 14世紀終わり頃
- ジャイアントモア 16世紀頃
- オーロックス 1627年
- ドードー 1681年
- ステラーカイギュウ 1768年
- オオウミガラス 1844年
- ケープライオン 1865年
- クアッガ 1883年
- エゾオオカミ 1900年
- グアダルーペカラカラ 1900年
- アリゾナジャガー 1905年
- ニホンオオカミ 1905年
- ターパン 1909年
- リョコウバト 1914年
- カムチャッカオオヒグマ 1920年
- フクロオオカミ/タスマニアタイガー 1936年
- ションブルクジカ 1938年
- ニホンカワウソ 1975年?
関連イラスト
関連タグ
イエイヌ(けものフレンズ)、イエネコ(けものフレンズ)、ブタ(けものフレンズ)、ホルスタイン(けものフレンズ)、サラブレッド(けものフレンズ):こちらはヒトと共に歩んできた動物達。オブラート無しで言うと「絶滅させた加害者側に立っている」フレンズである。(もっとも、先述したように上記した絶滅種が滅んだ原因には生存競争か環境の変化も多く関わっており、14世紀以降に限っても直接的な加害者にはなっていない場合も多いのだが。)
ディンゴ(けものフレンズ):こちらは上記のメンバーとは違い明確にフクロオオカミを絶滅に追いやった『本物の加害者』である。