ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:HIROKUN
編集内容:リンク先を追加

「無駄だ……!この世は無駄な物だらけ!無駄無駄無駄!こんな物、何の役にも立たん!」

データ

身長197cm(二の目時:49.2m)
体重86kg(二の目時:21.5t)
CV土田大

概要

第五幕「兜折神」に登場。

棚引く暖簾のような、毛はのような姿を持つアヤカシで、『』伝承のルーツとされる。

本体は上半身から柳の枝の形状の毛が何本も垂れ下がった赤い身体をしており、その上から緑色の暖簾の様な形の布をスッポリと被った外見をしている。布自体が暖簾の様に裂けている為、全身を隠し切れておらず、布と布の隙間から赤い四肢や胴体が覗き見える。

この世を無駄な物ばかりと否定的に捉えるニヒリストで、木の様な紋様の有る機関銃「柳糸連弾銃(りゅうしれんだんじゅう)」を乱射して全てを破壊する。

更に能力も非常に厄介で、全身の布による物か、柳のように枝垂れた毛による物か、或いはその両方による物なのか不明だが、相手の攻撃を全身で受け流して無効化することができる。

特に刀で斬るのは難しいため、まさしく暖簾に腕押しを地で行くアヤカシだが、本人は攻撃を避ける必要が無いためか、上述の通り何事に対しても常に「無駄だ」と断じ、否定的かつやる気の無い投げやりな態度を取っている。

劇中での活躍

隙間から記事冒頭の台詞と共に遊園地に現れたヤナスダレは、「柳糸連弾銃」を乱射して破壊活動を開始する。折しもその場には、久し振りのオフを謳歌していた丈瑠以外のシンケンジャーの4人がいた為に交戦となり、ブルー達のシンケンマルの斬撃をヒラヒラと流すと、「柳糸連弾銃」を乱射して4人を追い詰めた。

遅れて駆けつけたレッドが背後から斬り掛かるも、ヤナスダレは「無駄なのだ。俺は斬れん!」と返すだけ。それでも5人揃ったシンケンジャーはシンケンマル五重の太刀を相手に浴びせ掛ける。対するヤナスダレは何とそれすら耐える驚異の防御力を見せ付けると、「まだ分からないのか?何をやろうと無駄だ!」と叫び、再度「柳糸連弾銃」から弾を乱射。烈火大斬刀を盾代わりにして攻撃を凌ぎながら、未だ扱い切れていない兜ディスクを一か八か装填しようとするレッドだが、その前にヤナスダレは水切れを起こしたため、「全く無駄な性だな……シンケンジャー、次は命をもらう!」と捨て台詞を残して止むなく撤退する。

だが、「自分達の攻撃がまるで効かない」というヤナスダレの特性に、5人は危機感を募らせるばかりだった。

撤退後、ヤナスダレは六門船薄皮太夫口論になりかけるも、ドウコクの仲裁と同時に改めてシンケンジャーの排除を依頼された翌朝、改めてこの世に侵攻。

「無駄無駄!この世界全てが無駄!」

「柳糸連弾銃」から弾を乱射し、ビルを爆破する破壊活動を繰り広げるヤナスダレだが、茉子モヂカラで起こした風によって吹き飛ばされ、その先でレッドを除くブルー達4人が駆けつけたために再戦。ここでも無敵の受け流し能力でシンケンジャーを圧倒し、追い詰めたブルーに「柳糸連弾銃」を突き付けて止めを刺そうとする。だが、突然現れた獅子折神に阻まれた事で未遂に終わり、更に程無くして丈瑠がその場に駆け付けた。そしてレッドに変身すると、そのまま烈火大斬刀を兜ディスクで大筒モードに変形させ、兜ディスクをメインにセットして兜五輪弾を発射。そのダメージを受け流す事が出来ず、「そんな馬鹿なァッ!」と自身の防御が破られた事に驚愕しながら撃破され、一の目を潰された。

「貴様等、良くもぉっ!」

その直後、二の目となって巨大化したヤナスダレは、そのまま大ナナシ連中を率いてシンケンオーと交戦。

ダイシンケンの斬撃を「無駄だ!二の目になっても刀が効かぬのは同じ!」と余裕で流し、「柳糸連弾銃」で反撃する。だが、レッドが兜ディスクから召喚した兜折神によって足を掴まれて放り投げられ、嗾けた大ナナシ連中も一掃された挙句、自身も兜折神を侍武装したカブトシンケンオーの兜砲を喰らい、怯んだ所へ止めの兜大回転砲を撃ち込まれて「無駄死にか…」と言い遺して爆散した。

余談

モチーフは暖簾。そして名前の由来は柳(やなぎ)+簾(すだれ)

現代の伝承に於いて『』は大きな布の様でありながら何故か刀で斬る事の出来ない化け物らしく、ヤナスダレの攻撃を受け流す能力がそのルーツになったとされている。

ヤナスダレが登場した第五幕は兜折神の初登場回となった。

声を演じた土田氏は2年前の『獣拳戦隊ゲキレンジャー』にて臨獣マンティス拳マキリカの声を担当していた。

海外版「パワーレンジャー・サムライ」での名前はドレッドロック。頭部の赤い毛をドレッドヘアーに見立てたネーミングと思われる。

規制のためか、柳糸連弾銃の銃口が無く、先端からビームを発射する。性格も原作と異なり、かなりハイテンション。

編集者:HIROKUN
編集内容:リンク先を追加