概要
トマトアドベンチャーは、2002年に任天堂から発売されたGBA専用のビデオゲームソフトである。
ジャンルは「アクションコマンド型ロールプレイングゲーム」
開発元はアルファドリームとグラフィックリサーチ。
特徴的なコマンド式戦闘
アクションコマンド型ということで、戦闘は“ギミック”と呼ばれる武器をコマンド入力して攻撃するのが特徴である。ギミックは全50種ある。
コマンド入力に成功すると高ダメージであり、“すごいの”のポイントが貯まる。失敗するとダメージは低くなり、“すごいの”がそれまでに貯めた分まで失われる。
パーティーメンバーとしては最大5人が加わり、戦闘では、主人公ともう1人のコンビで戦う。
“すごいの”をメーターに付いている目盛分貯めると、もう一人のメンバーに応じて特殊な攻撃“すごいの”を1種類発動できる。
“すごいの”メーターを満タンにするともう1種類の“すごいの”を発動できる。
また、すごいのが満タンの状態で4番目の都市ステージである『オイスタウン』にいるぎょうしょうキッズに話しかけると、貯めたメンバーに応じておしゃぶりというアイテムに交換してくれる。
内容
コドモの、コドモによる、コドモのための国、「ケチャプー王国」で物語が始まる。
主人公デミルは、トマト好きの国王「アビーラ」に連れ去られたガールフレンド「パサランちゃん」を助け出すため、王国を冒険する。
可愛い見た目とは裏腹に「トマトを食べれない子供達の収容所がある」「大人はモンスターに変えられた」「美容の為にキッズをスープにする」「崖から飛び降りてお星様になる」「目玉を引っこ抜く」など、一部に黒い任天堂が降臨していたりする。
特に最期の6番目の都市ステージとなる『バルサミドーム』の『レム迷路・ノンレム迷路』はMOTHER2のムーンサイドを彷彿とさせるような世界が広がっており、多くのプレイヤーのトラウマとなっている…のかもしれない。
なお、CMでは「トマトマトマートケチャプップー」というセリフと共にオムレツにトマトケチャップをかけ続けるという、全国の人々に強烈な印象を与えた。
関連動画(そのCM)
余談
開発元のアルファドリームは後にマリオ&ルイージRPGシリーズを作ることになるが、本作で培われたノウハウが多分に反映されている。
ところで婆さんや、ピーマンアドベンチャーは何時発売されたかの?