概要
名前の由来は、デミグラスソース(demi-glace sauce) のデミとルー(roux) に、欧米人の姓デミル(DeMille) が懸けてある。
トマトが大嫌いなため、ドロッパーズとしてコボレー村に住んでいる。
重大な問題も意に介さず、すっとぼけた言動でやり過ごしてしまう、能天気で明るく前向きな楽天家。涙もろく、しかもおだてられやすい。いわゆる単細胞。
子供っぽい所があり、アレサのワガママに振り回されたりもする。
同じドロッパーズでガールフレンドのパサランちゃんとはラブラブの関係である。
同じくセレモとは、発明による実験台にされたりイタズラされたりしつつも親友である。トマトは嫌いだが、トマトジュースはソイシティでのイベントによって飲めるようになった。
作中の活躍(ネタバレ注意)
冒険の始まり
ケチャプー王国のトマト記念日であるこの日、ドロッパーズでも一週間だけ村の外に出られるという話を聞き、ガールフレンドのパサランに、村の外にあるオモチャのいせきに忘れたおもちゃを探しに行く護衛を頼まれて同行するが、村の外に出られるという話は嘘で、村の監視事務所のかんしキッズにバトルで勝ったら出てもいいと言われる。
デミルは、親友のセレモからもらったギミックを駆使してバトルに勝ち、遂に外出許可を貰うことができた。
無事におもちゃのいせきに辿り着いて屋上にておもちゃ箱を見つけるが、そこにおもちゃは無かった。
その時どこからとも無く現れた空飛ぶ円盤にパサランが連れ去られてしまう。
デミルはパサランに飛びつき円盤の中へと入っていくと、ブリッキとゴリッキという2人組に遭遇する。
デミルは2人組を圧倒するが、奮闘むなしく円盤から落とされてしまう。
落とされた先は王国の中心にそびえるアビーラ王の宮殿ギミックパレスのお堀だった。
そこから爬い上がり、ギミックパレスの入り口に辿り着くと、そこで謎のキッズに「パサランはアビーラによってさらわれた」という事実を聞かされる。
パサランを救うためには、アビーラと共に王国を統治する6人のスーパーキッズを倒し、「トイパーツ」を集めればよいと教えられ、早速デミルは1人目のスーパーキッズがいる街へと向かっていった。
物語の大詰め
ギミックパレスにて、パサランは、スーパーキャラクッカーの燃料となるココロエネルギーを吸い取られていたが、最後の「ラブラブエネルギー」を回収するために、侵入したデミルはアビーラに泳がされていた。
再会に喜ぶ2人から、ブリッキとゴリッキはココロエネルギーを回収する装置を操り「ラブラブエネルギー」の回収に成功する。
ココロエネルギーが溜まり、スーパーキャラクッカーが完成してしまうと、アビーラは手始めにパサランをおもちゃに変えて結婚しようとするが、デミルはアビーラおよびアビラスを倒してこれを阻止した後、パサランと大きくなったら結婚しようと誓う。
余談
トマトアドベンチャーのイラストレーター曰くデミルのモチーフはウサギではなくネコとのこと。
そのため、pixivでも帽子を脱いだネコ耳デミルがちらほらと見られる。あの帽子のどこにでかい耳をしまっているのかは謎。
しかし、肝心のイラストレーターのサイトは既に閉鎖されているため、公式ネコ耳デミルを見ることはできない。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にもトマトアドベンチャーのキャラクターとしてトマトリオとともにスピリッツで出演。ウサギずきん装備状態なのはともかく、憑依ファイターが女性なのはどういうことなの……