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前後のストーリー

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銀色の眼のイザク今作命すむ星

概要

1999年7月10日放送。

脚本:武上純希、監督:根本実樹、特技監督:佐川和夫

あらすじ

アルケミー・スターズ根源的破滅将来体が怪獣を送り込むワームホールから怪獣が地球から44光年離れたM91恒星系に棲息していることを突き止めた。

そこで、以前から計画されていた破滅招来体への先制攻撃が計画される。XIGのジオ・ベースはワームホール発生施設と恒星間ロケットを改造した新型ミサイル「ワーム・ジャンプ・ミサイル」を完成させ、それらを使ってM91恒星系を攻撃することとなった。

アルケミー・スターズの議長ダニエル・マクフィーはまだ見ぬ宇宙の友人と出会うためにワームホールの研究をしていた。それを知っていた高山我夢は、これまでの自分たちの研究を兵器に転用したことに疑問を持つ。また、地球を守るためには有効な手段とはいえ、どんな敵であろうと無差別に絶滅させていいものなのかと悩んでいた。すると、チーム・クロウのリーダーである稲城美穂が、「あまりにも単純で、今まで誰にも話せなかった」として疑問に思っていたことを我夢に尋ねる。

宇宙怪獣はなぜ暴れるのか。地球怪獣が暴れるのには、住処を荒らされたなどの理由がある。しかし、宇宙からやってきた宇宙怪獣が暴れる理由がわからないと稲城は言う。

それに気づいた我夢は、アネモスクラブガンの事件の時に出会った浅野未来の元へ相談に行った。未来は宇宙怪獣たちは破滅招来体に自分たちの故郷から無理やり地球に連れてこられ、防衛のために暴れており、さらにM91恒星系は宇宙怪獣が生息する破滅招来体とは全く無関係な星であると推察した。

仮に今M91恒星系を攻撃して滅ぼしたところで、破滅招来体は別の怪獣が住む恒星系とワームホールを繋いで地球に怪獣を連れてくるだけ。我夢は作戦の中止を訴えたが、すでに作戦はXIGの一存で止められる段階を超えていた。

我夢は作戦参謀の谷本明にもし作戦を実行に移したら人類は後戻りのできない泥沼に足を踏み入れるだけだと訴えるが、谷本はこれが敵に対する有効的な手段として我夢を基地から追い出してしまう。

そこに藤宮博也が現れる。

「愚かにも人類はこの作戦を唯一の希望としている。人類の希望を打ち砕く勇気があるか?ウルトラマン」

ワームホールシステムがついに軌道を開始した。我夢はウルトラマンガイアに変身し、ワームホールシステムを破壊しようとする。石室章雄は現場にいたチーム・クロウにガイアの攻撃を命令する。しかし稲城達はガイアを攻撃できない。

だがワームホールシステムとは別のワームホールが開き、ワームホール同士の接触が行われた。ガイアはワームホールを生み出すための光線をその身で受けて発生を防ごうとするも、地上に墜落する。XIGのワームホールシステムのエネルギーを利用してパワーアップしたコッヴの強化体超コッヴパズズの強化体超パズズがワームホールから現れた。

二大怪獣はワームホールシステムを破壊し、次にワーム・ジャンプ・ミサイルを破壊しようとする。もし地球でワーム・ジャンプ・ミサイルが爆発したら地球が吹き飛んでしまう。ガイアは必死で二大怪獣を止めようとする。

そこに藤宮が変身したウルトラマンアグルが合流。2大ウルトラマンと2大怪獣の壮絶なタッグマッチが行われ、ガイアはスプリームヴァージョンに変身。フォトンストリームアグルストリームの同時攻撃で超コッヴと超パズズを撃破した。

M91恒星系への攻撃計画は、人類が破滅招来体から誘導されてしまったかもしれないと考える石室コマンダー。見えかけていた、破滅招来体との戦いを終わらせる希望は断たれたが人類が宇宙の破壊者になることを回避できたことを、我夢はうれしく感じるのだった。