データ
- 身長:48m
- 体重:5万7千t
- 別名:超空間共生怪獣
- 出身地:隅田川近辺
概要
第8話「46億年の亡霊」に登場。
アネモス同様先カンブリア紀に棲息していた古代怪獣で、ザリガニのような外見をしている。高山我夢は、根源的破滅招来体によって人類の天敵として復活させられた存在だと推測した。
アネモスと共生関係にあり、アネモスが発した警報フェロモンに呼び寄せられ隅田川をさかのぼって大沼ダムにまでやってきた。これ以外にも複数のクラブガンが川をさかのぼろうとしていた。
武器は両腕の鋭い爪で、背中を覆う甲羅はXIGファイターの攻撃でもびくともしない。
口からは周辺の火災を鎮火させる「白色消火ガス」を吐き、これでXIGファイターの攻撃によって炎に囲まれたアネモスを救出した。
そしてアネモスを腹に融合することで完全生命体となるのだった。
超空間共生怪獣クラブガン&アネモス
- 身長:49m
- 体重:9万5千t
- 別名:超空間共生怪獣
- 出身地:大沼ダム
最初にアネモスがクラブガンの腹に融合した第一形態となり、アネモス側から誘導フェロモンを噴出して餌となる生命体を催眠状態にして呼び寄せ、クラブガンが捕食する形を取る。
ウルトラマンガイアとの戦いでは、途中で今度はアネモスが上半身となりクラブガンが下半身となった第二形態となり、素早い突進攻撃とハサミ状の両腕で攻撃を仕掛けた。
浅野未来をハサミで捕らえて捕食しようとするがガイアに阻止され、クァンタムストリームで分離させられた所にフォトンエッジで2体とも消滅した。
このクラブガンの死によって、川をさかのぼろうとした別のクラブガンの群れも消滅した。
この理由に関して石室は「我夢たちが言っていた極少の世界へ意識と物質が融合した等しい世界へ帰って行った」と推測した。
余談
この回は『ウルトラマンティガ』のガゾート回のガイア版リメイクとも言え、未来の思想はレナと良く似ている。
しかし、捕食されかけた未来に対し、レナはそうした危険な目に遭っていない(その上恩師を食われたホリイや妹の恋人を殺されたシンジョウの胸中を察するどころか、両者の神経を逆撫でするかの如くガゾートを一方的に擁護している)ため、この話自体が一種の皮肉とも言えるようにも見える(「レナは仮に自分がガゾートに食べられそうになってもガゾートを友達と呼べるのか」という裏テーマがあったと思われる。なお、後の作品では、隊員の1人が自身を食べようとした怪獣が自軍戦力候補に挙がり、猛反発している)。
関連タグ
ウルトラマンガイア ウルトラ怪獣 アネモス
ヤドカリ:イソギンチャクと共生する種類があり、この怪獣のモデルと推測される。
ヤドカーン:こちらもヤドカリモチーフであり、イソギンチャクモチーフの相棒がいる敵繋がり