データ
別名 | 大海魔 |
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身長 | 53m |
体重 | 4万4千t |
出身地 | 海底 |
概要
第5話「もう一人の巨人」に登場。
体の成分が塩化カリウムを大量に含む海水と同じ成分なため体温が低く、海中ではレーダーやセンサー、スキャナーで感知することが不可能な怪獣。
質量のほとんどが海水のため、ミサイル等の火器攻撃は通用せず体を切断されてもすぐに再生することができる。武器は両腕のハサミから放つ電撃。また、ハサミで掴んだ相手のエネルギーを吸い取る事もできる。
質量が海水故に倒すには「身体ごと水分を一気に蒸発させるほどの強烈な熱量(※)」が必要だが、それを実際に行うと一つの町が全滅してしまう恐れがあった。
アグルブレードで体を切断されるも瞬時に再生し、エネルギーを吸い取り苦戦させる。
我夢が変身したウルトラマンガイアが加勢するも、キックで吹き飛ばされた頭さえも再生しやはりエネルギーを吸い取り苦戦させたが、その最中アグルのリキデイターを受け、その衝撃波攻撃により熱量を使わない形で爆散蒸発した。
※ボクラグの体温を仮に20℃とした場合、100℃まで上昇させるには0.94(比熱)×80(温度差)×4.4×10^10(質量)×4.2(カロリー/ジュール換算)=1.39×10^13ジュールが、それを全て蒸発させるためには539(蒸発熱)×4.4×10^10(質量)×4.2=9.96×10^14ジュール、合計して10^15ジュールのエネルギーが必要になる。わかりやすく言うと広島原爆の15倍。
余談
鳴き声はゴルザのアレンジ。
モチーフは、ラヴクラフトの短編「サルナスの滅亡」に登場する水蜥蜴「ボクルグ」。
スーツの頭部は後にフログロスの頭部に改造された。
別名が後に登場するパスギークと一対のようになっているが、関連性は不明。
第40話の脚本では、パスギークではなくボクラグIIの登場が予定されていた。
撮影ではプールが使えなかったため、特技監督の北浦嗣巳は水の怪獣であることをどう見せるか苦心したと語っている。
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