データ
身長 | 78m |
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体重 | 6万t |
別名 | 無酸素怪獣 |
出身地 | 深海 |
概要
第21話「妖光の海」に登場。
地球にまだ酸素がなかった時代に生息していた深海バクテリアの生き残りが、8年前に海洋投棄された産業廃棄物の影響で融合して誕生した怪獣。
地球全体を再び古代の無酸素状態に戻すため、海中から地上に無酸素状態を作り出す青い発光体を発射した。この光は海蛍や夜光虫が発するものと同じ成分である。
顔の両側から発射する毒の煙と、肩から発射する赤い光弾が武器。
水中戦が苦手なウルトラマンガイアを海底流砂に沈めて倒そうとするも、クァンタムフラッシュの閃光を受けて怯んだところをガイアに脱出されてしまい、フォトンエッジを受け青い光となって消滅した。
余談
劇中ではカンデアとは呼ばれず、「無酸素生命体」と呼ばれていた。
脚本を担当した大西信介は、書籍で読んだ無酸素時代のバクテリアの説を拡大してカンデアの設定を発想した。大西によれば、当初カンデアは「海ホタルのような存在に進化した一群」と「宇宙に逃亡しコロニーを作り上げた一群」とで分かれているという設定にする予定で、話の展開としては「後者が『地球に舞い戻ってくる』のを、『見て見ぬふりをするアグル』と『地球に舞い戻るのを阻止するために宇宙で戦うガイア』」という設定の内容だったという。しかしシリーズ構成の小中千昭に「『ガイア』は地球の話なので、できれば宇宙で戦う展開は避けたい」と苦言を呈されたことをきっかけに、最終的に企画の笈田雅人が現場と話し合ったことが結果となって、海を舞台とした展開となった。
脚本でのラストシーンは「カンデアを倒した後のガイアをアグルが促し、空から海を見下ろすと、海底の光が消えると同時に都市のネオンが灯る」という展開だった。
準備稿でのタイトルは「海が輝く日」だった。
デザイン画では、「クォーサー」という名称だった。