データ
- 身長:47m
- 体重:3万8千t
- 別名:超空間共生怪獣
- 出身地:大沼ダム
概要
第8話「46億年の亡霊」に登場。
約6億年前の先カンブリア紀に棲息していた、現在は絶滅しているイソギンチャクのような巨大生命体。戦闘能力は低く、自力ではうねうね動く事しか出来ない。
地球に選ばれる事を信じてどんな環境でも生き延びられる完全生物として進化していたが、一つの種ではそれがかなわないと知り、全く別の能力を持つ種と共に生きるという知恵を得た。その別の種であるクラブガンと共生関係にあり、アネモス自身にこれといった能力はないが自らの身の危険を感じるとクラブガンを引き寄せる紫色の警報フェロモンを放出する。
この警報フェロモンは大沼ダム近辺の川や街の河川を紫色に染め上げたが、人間や動植物には一切害は無い。これ以外にも口から黄色い誘導フェロモンを噴射することで餌となる生命体を呼び寄せる。
絶滅こそしているものの、意識だけが幽霊のような存在として現在でも残っており、絶滅を哀れんだアルケミー・スターズの浅野未来の精神に呼応する形で実体化した。
自らの存在を認識する人の数が増えると目覚めてしまうため、そのまま放置していればなんの影響もなかったが、KCBがその姿を全国に報道してしまった為覚醒し、警報フェロモンを放出する。
その後、XIGのチームライトニングの攻撃により炎に包まれ苦しむが、警報フェロモンによって引き寄せたグラブガンによって炎を消され、クラブガンの腹と融合することで完全生物となった。
完全生物に変貌した後は誘導フェロモンを噴射し、呼び寄せたG.U.A.R.D.隊員やKCBクルー、更には浅野を呼び寄せて捕食しようとするが、浅野を捕食する寸前でウルトラマンガイアに阻止され、そのまま戦闘に移行。
ガイアとの戦いでは体を上下反転して戦闘したり、クラブガン側の鋏でガイアを掴んで誘導フェロモンを浴びせるなどしてガイアを苦しめたが、クァンタムストリームでクラブガンと分離させられてしまい、フォトンエッジを受けクラブガン共々消滅した。
その後の客演
ニンテンドーDSのソフト『怪獣バスターズ』でアネモス単独で登場。
ポジション的には大型ザコに相当し、通常種の他に氷属性の亜種が存在する。
余談
着ぐるみの怪獣としては珍しく、手も足も無い。
足元の部分も狭く、ツインテールのように走りまわるといった事も出来なかった為、演出が難しかったらしい。
『ウルトラ銀河伝説』でベリュドラの胴体を構成する怪獣の一体として登場した。
関連タグ
イソギンチャク:ヤドカリと共生する種類があり、この怪獣のモデルと推測される。
イソーギン:ヤドカリモチーフの相棒とコンビを組む敵繋がり。