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CV:佐藤利奈

概要

戦いを司る神の一角である女神アルフォズルという主神に仕えており、ロキとは同格の存在。

種々のイベントや異伝などに姿を見せるが、今のところロキのようにストーリー本編にかかわって登場したことは一度も無い。

戦う相手には一切の容赦を見せないが、人間の真の強さに敬意を表しており、それなりの力を持つ相手であれば、一度は侮った相手でも非礼を詫びる。

下記のミョルニルをもとにした「想いを集めて 希望の護り手たち」では、当初は雑兵と侮った門番の、幾度となく攻撃を受けてもなお立ち上がり役目を果たそうとする姿に敬意を見せている。

初登場は「巨影討滅戦」の最初の会話イベント。

それ以降「戦禍の連戦」「偶像の天楼」「ロキの盤上遊戯」「ミョルニル」などで登場する。

特に偶像の天楼とミョルニルは彼女が起こしており、とりわけミョルニルは彼女自ら率いる大軍隊がアスク王国へ攻めてくるもので、反撃の日の際は一瞬だが彼女の姿も確認できる。

ただ、なぜかこちらが負けても王国を滅ぼすことは無い。トドメを刺さないのは別の狙いがあるのかそれとも…?

ちなみに、ロキ程突飛な行動をするイメージは無いが、5月のイベントでは「将来性がある子供を定期的に誘拐してきた上に大人顔負けの力を一時的に与える」というとんでもない行動に及んでいる。よりにもよって複雑な事情により会話が出来ない子供まで巻き込むというロキに負けず劣らずの問題性のある行動までしている。

現時点でアルフォズルがどういう存在かは分かっていないため、彼女についても正体は不明。

ユニット性能

戦神 トール(神階英雄)

我が名はトール。

 ロキとの約定に基づき、

 今だけはお前たちに力を貸そう。

属性
兵種斧/飛行
武器神槌ミョルニル(専用)
奥義緋炎
A攻撃守備の渾身4
B怒涛・キャンセル3→警戒姿勢4
C神槌大地を穿つ(専用)→神槌大地を穿つ・神(専用)

早い段階で登場していたロキに対し長らくユニットとしては登場していなかったが、2021年11月の戦禍の連戦「炎神氷神5」でまさかの登場。そして伝承英雄のエイトリと共にようやく実装された。

ロキが通常英雄だったのに対し、天の神階英雄としての登場となった。

ステータスは超鈍足の速さ以外はかなりの高水準でHPは平均値。その速さの数値はたったの19と飛行/斧では三番目に遅い。

武器の神槌ミョルニルは重装特効にキラー系武器効果。そして戦闘開始時、自身のHPが25%以上なら、戦闘中、自身の攻撃+6、敵の攻撃-6かつ絶対追撃し。もう一つの効果はHP条件はそのままに孤立していると敵のバフを無効にする。

専用Cスキルの「神槌大地を穿つ」は、自身と周囲2マス以内の味方は戦闘中、奥義発動カウント変動量+1と敵のキャンセル効果を少しカバー出来るようになる。

更にBスキルの「怒涛・キャンセル」も初登場。自分から攻撃した時の追撃不可を無効とキャンセル効果を両方を持つ完全な攻め型。

そのおかげで武器の持つ絶対追撃を無効にされないので追撃はほぼ確定で出る。加えて高水準の攻撃と重装特効を持つため受けて立つのは困難。覇骸エーデルガルドや総選挙ヘクトルでさえも、こちらから攻撃すればほぼ一撃で粉砕する。

弱点は超鈍足故に相手からの追撃は受けやすい。自分の追撃不可無効には出来ても相手の追撃不可は出来ない。弓などの飛行特効に弱いことも注意。

オッテル同様守備力自体はそれなりに高いので、飛行特効などを除けば追撃前に貰う反撃1回くらいではまず倒れず、聖印でアイオテの盾をつければ飛行特効は潰せる。とはいえ、有利属性でもない限り受けに回るのは難しい性能といえる。

戦神たちの夏 トール(比翼英雄)

センシティブな作品
属性
兵種魔法/飛行
武器戦神と戯神の気紛れ(専用)
奥義烈雷
A止水4
B攻撃魔防の遠影3
C神槌大地を穿つ(専用)

2022年7月からまさかのトールが超英雄で初実装。今回はアルフォズル傘下同士のロキとの比翼英雄でロキも三年ぶりに登場。

神階版とステータスを比べると攻撃と魔防が大幅に上がったが逆に得意の守備が大幅に下がり、苦手な速さも下がっている。

専用武器はキラー武器効果とターン開始時、周囲二マス以内に味方がいると自分の奥義発動カウント-1。もう一つは同条件で敵軍内に最も速さの低い敵とその周囲二マス以内の敵に弱点露呈+空転付与。アーヴと条件は同じだがステータスデバフが無い代わりに弱点露呈という新しい状態異常を付ける。この弱点露呈は敵から受けた攻撃のダメージ+10という追い打ちをかける効果。伝承シグルドやユーリス、アネットの移動+1の機動力効果を掻き消す。

三つ目は自分のHPが25%以上なら戦闘中、攻撃+6と敵の攻撃-6と攻撃面もバッチリ。専用Cスキルもそのままで奥義もすぐ発動出来る。

比翼効果は十字方向の敵にグラビティ付与と自分中心の縦横5列の敵の有利な状態異常を解除する。バフや見切り・パニック、追加効果を与えるものは勿論、クロードの落星やメディウスの固定ダメージ無効まで消してしまうトンデモ効果。

しかも「敵が強化効果を反転させる」効果のある「パニック」状態の場合、ステータス強化効果は消さず、他の良い効果だけ解除するので、この比翼スキルを使った為にパニックが無駄になる事はないという完璧っぷり。

遠距離攻撃に弱かった神階版だったが反対に水着版は守備が下がったせいで近接武器との戦闘には反撃出来ない事も含めて弱くなった。同様に飛行特効は余計刺さりやすくなっている。

また絶対追撃が無くなっている為、追撃はまず出来ず一撃で落とせない様な相手を苦手とする。ダメージ軽減効果持ちは天敵。

持っている烈雷も便利だがカウントも遅い上にスキルをもってしてもすぐに発動出来ない。待ち伏せに刺さりやすく、発動前に倒されるなんて事も。出来る限りは奥義カウントの少ない破天あたりが良い。

因みにロキは以前にトールに恥ずかしい衣装をいずれ着させると宣言していた為、ここで有言実行となった。

余談

元ネタは北欧神話に登場する神のトール。(日本人にも分かりやすく言えば、他会社であるMARVELに出てくるマイティ・ソーが北米神話のトールを元ネタにしている。)

男神だがロキ共々女装したことがある。FEHで女性として登場しているのはそのためだろうか。

本作オリジナル英雄は元ネタに近い設定が多い中、「武勇を重んじる」と言う点意外はあまり共通点がなく、特に性格に関しては原典のトールは脳筋を絵に描いたような性格だが、彼女は思慮深く冷静な性格である。他に共通点があるとするなら何かと浮気癖が凄い神話の神々においてトールは基本伴侶一筋の生真面目な性格という辺りが似ているかも…

原典では脳筋ゆえに騙されやすく頭を使うことが苦手なので、騙す事が好きで智略に長けるロキとはウマがあい、共闘する事が多いのは共通している…が、本作のトールは前述した様な性格なので奔放なロキに一方的に振り回される事が多く一緒にいる意味がイマイチ不明瞭である…今後の展開で明らかになるのかもしれない。

担当声優の佐藤利奈氏はファイアーエムブレムシリーズ初担当。声優発表とほぼ同時期に本家実装より1年半先駆けてドラガリアロストに出張したのだが、あちらはフルボイスでストーリー展開されたために原作以上に喋りまくる逆転現象も発生した。なお、同作には同名のドラゴンも登場するため混合に注意。

彼女の武器、ミョルニルも北欧神話においてトールの持つ鉄槌であり「打ち砕くもの」という意味がある。数ある神々の武器の中でも最強クラスとされこの槌で攻撃された相手はどんな相手でも一撃で倒すとされている。ミョルニルを使って一撃で倒せなかったのは規格外の化け物ヨルムンガンドぐらいである。

またゲームでは再現されてないが再生の力も備えており骨さえ無事なら何度でも蘇生可能というチート性能を持つ。

聖戦の系譜などでも関連深い魔法があったりする為、「雷神」のイメージが強いが農民を中心に祀られた神である為農耕の神として信仰されている地方もある。また名前が直に打ち砕くものである武器を使う者も本家シリーズに登場している。

彼女やロキの口から語られるアルフォズルとは、この人の呼称の一つである。一般的に馴染みのある名前にされていないのは同名の英雄が存在するので混同を避ける為だと思われる。

神階版は上記の通り2021年11月末に初登場したが、その後最初に復刻したのは2022年3月末の「国民投票大戦上位4人ガチャ」……と同時実装したエイトリが1月末の神階ガチャに復刻したことを考えるとかなり間が空いた上に伝承・神階ガチャではない。その「国民投票大戦上位4人ガチャ」もピックアップ全員緑という闇鍋にも程があるガチャだった。トールがようやくまともに復刻したのは2022年4月末の神階ガチャとなる。

関連イラスト

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