新発田市
しばたし
新潟県の北部(下越地方)にある市。
概要
越後平野の北部に位置する、新潟県北部の中核都市。
人口は約10万人。
よく漢字の読み方を「しんほった」や「しんはつた」などと間違われやすい代表的な市名である。
5ちゃんねるのスレッドでは頻繁に「これ読んでみろネタ」として新発田市の名前が挙がる。
市の北西部には日本海に面した白砂浜海岸が広がり、東部には飯豊山、二王子岳などの山々がそびえ、新発田市街からその姿を望むことができる。
またこの地では加治川などを水源とした水田が広がっており、県下有数の良質な米(コシヒカリ)の産地としても知られる。
新発田藩の城下町として栄えた市街地は新発田城を代表とする歴史的建築物が多数あり、今も城下町だった江戸時代当時の区割りや道、新発田川などの水路がかつての姿をとどめている。
市章には新発田藩主・溝口家の家紋である「溝口菱」(掻摺菱、五階菱とも)をそのままのデザインとして用いている。
明治から昭和の初期にかけて軍事拠点都市として、太平洋戦争終結後は新潟県の北部を支える商業都市として発展した。
昭和の頃の面影を色濃く残す旧公設鮮魚市場や新発田駅前から広範囲に展開する商店街といった昭和時代からの建物や街並みもシャッター街と化すこともなく根強く残り、風情がある街になっている。
こうした歴史を背景に、新発田市民は景観保存維持に対する関心が非常に高く、日頃から熱心に取り組んでいる。
新発田市の有名企業
新発田市に本社を置く最も有名な企業としては『株式会社ハードオフコーポレーション』がある。
『ふなぐち菊水』でお馴染みの『菊水酒造株式会社』を筆頭に、日本酒の酒蔵は『王紋酒造株式会社』、『金升酒造株式会社』、『ふじの井酒造株式会社』と充実している。