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ニンジャマスター(聖剣伝説3)の編集履歴

2024/11/22 06:40:33 版

編集者:texirivers

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ニンジャマスター(聖剣伝説3)

にんじゃますたー

聖剣伝説3に於いては主人公の1人ホークアイのクラス3の一つであると同時に、雑魚モンスターの一種としても出現する。

概要

 聖剣伝説3ではホークアイの称号の一つで、闇光のクラス3。闇クラス2であるニンジャから「必中のサイコロ」でチェンジ可能、忍術が全体化することが特徴。

 必殺技は砂の要塞ナバール出身のビルとベンと同じく「影潜り」である。恐らく彼らもニンジャマスターなのだろう。

 敵モブモンスターとしてもニンジャマスターの名前で「火焔の谷」などに登場しており、こちらも影潜りに加え全体忍術を使用する強敵。

 ニンジャマスター自体はファンタジーに割とよく見られる称号だが、本作では敵モブもナバールに関連したエリアに出現するあたり、ナバールのニンジャが辿り着く上級クラスという位置付けかもしれない。この視点ではホークアイの正統なクラスチェンジルートとも言える。

シリーズ他作品にて

 聖剣伝説2ではマナの要塞にてマスターニンジャというニンジャ系最上位種が登場。ストーンセイバーを用いる上にカウンタマジックまで張るのでスルー推奨だが、ブーメランの武器パワーをドロップするためやり込むなら狩る必要がある。

 この他聖剣伝説VISIONSofMANのプレアブルキャラクターモートレアの土のクラスの称号としても登場している。

敵モブのニンジャマスター

 「火焔の谷」や「砂の要塞ナバール」などに登場。ビルとベンの雑魚版と考えて良く、ステータスダウン付与の全体忍術に影潜りを使用する上、火水風土の属性ダメージを半減する耐性までも一緒。被害が大きくなりやすい上にドロップアイテムもあまり美味しくないため、スルーしたいところである。

 リメイク版では全体忍術も影潜りも回避可能なシステムになったが、味方のAIは回避がポンコツなためステータスダウン付与まである全体忍術が割と脅威。人型モンスターの特性で吹き飛ばしたりダウンは取りやすいため、詠唱中断させ有利に立ち回りたいところ。また、ニンジャ系モンスターに共通ではあるが、戦闘開始時にいきなり「ポムッ」と出現するケースがあり、戦闘開始前にだいたい敵の布陣が見えている場面が多いリメイクに於いては結構心臓に悪い。

ホークアイのクラス3について

 クラス2としてのニンジャのわかりやすい上位互換で、新規の特技こそ習得しないがステータスダウン付与+ダメージの忍術が全体化される。全体忍術がこのクラスの特性と言って間違いないが、原作とリメイク版で性能が大きく異なる。必然的にニンジャマスターの性能にも影響が大きく、性能については分けて記述する。

容姿

 原作段階では専用武器の「金剛羅漢」を除き公式ビジュアルが無かったクラスで、当時のファンアートには武器だけでもデザインを近付けようとした力作が見られる↓

 リメイク版にて公式デザインが公開された(リメイク版は武器は持ち替えで武器ビジュアルも変わる)↓

あまり忍者らしく見えなかったクラス2に較べ、身体は紺色の忍び装束っぽい衣装となった。ただし羽織は真っ赤な陣羽織デザインでやっぱり忍ぶ気は感じられない。そして腰の後ろにはチェック柄のデカい巻物を身につけており、全体ビジュアルは「自来也コスプレ(特にNARUTO)」とでも説明した方が早い。

 だが和装は和装なので↓

 同じくリメイクでデザインが明らかとなったデュランのソードマスターも鎧武者姿で並べると和装コンビで中々に絵になる。和装の女性キャラが居ないのはちょっと残念。

 ちなみにナバールのニンジャの面影はカケラほどもない。砂漠の要素は一体何処に行ったのか(それは他クラスでも行方不明だが)。モブのニンマスからもビルとベンからも、ビジュアルは遠のいている。

原作版での性能

 クラス2に引き続き知性依存の忍術はダメージリソースになり難く、ステータスダウン付与の方が意味合いが大きい。そしてボスは基本的に単体で出現する時期であり、全体忍術の活路は雑魚戦での敵全体ステータスダウン付与に見出されることになる。

 カウンターの痛い原作雑魚をどう捌くかについては、沈黙付与や大ダメージで粉砕というのが基本戦術ではあるが、ステータスダウンして被ダメを抑えるのも割と有用だったりする。ついでにダメージも与えるので、反撃は貰いやすいがあまり小難しいダメージ計算無しに、さしたる被害を出さずに敵を全滅させるパーティ編成が多数組めるクラス。

 一方でホークアイの中でも攻撃力はナイトブレードに次ぐ2位だがローグとは誤差レベルにしか違わない。とは言えホークアイ持ち前の2連撃もあるためアタッカーは務まる。

 必殺技はビルとベンでお馴染み(トラウマ)の「影潜り」も習得、演出も効果音も一緒。その独特の効果音から「カボチ技」などと呼ばれていた。ホークアイのクラス3で唯一全体必殺技を持たなくなる点には注意。

リメイク版での性能

 大幅なバトルシステム変更の影響もあるがクラス3最強の一角との声が上がるほどになった(特に多数の敵を相手にする場合)。要因は全体忍術のスペックにある。

全体忍術

 リメイクで全体必中攻撃が殆ど廃止された中、味方の攻撃手段で唯一の全体攻撃である。文字通り手裏剣・火遁・水遁・雷神・土遁が全体化、一方で威力も消費MPも据え置きで詠唱も早く、ステータスダウン効果も健在。カウンターも廃止されたので、戦闘開始と同時に雷迅でも放って敵の防御力ダウンさせるだけでもかなり有用。雑魚敵ならヒットストップもできるためノーダメージの経験値ボーナスも得やすく、レベリングも楽。

 ちなみに内部的には「補助魔法」扱いらしく、AIの行動を『攻撃優先』にするより『援護優先』に指定した方が使用頻度が高まる傾向にある。

 なおこの「全体」は複数の被弾部位を持つボスなら全ての部位が対象になる。極端な例だとヒュージドラゴンは8箇所にも及び、全体化で対象が増えても各部位のダメージは減衰しないため、同じ魔法防御力と仮定すればヒュージドラゴンには雑魚敵の約8倍のダメージが入る仕様である。

 ボス戦については魔法や忍術ではあまり削れない青ゲージ技があるが、フィーグムンドザン・ビエ堕ちた聖者紅蓮の魔導師などの「青ゲージのギミックが互いに離れて設置され普通には同時に削れない」場合、僅かずつだが全て同時に削ることができる。基本的に全体忍術だけで削り切るのは無理だが、他のキャラで青ゲージを叩く際のサポートにはなる。

 この他に原作との大きな違いとしてニンジャマスターの知性の高さが挙げられ、本クラスはニンジャに引き続き術師系のステータス配分に変わった。装備の性能差で若干劣るものの同クラスのシャルロットに近い程度の魔法攻撃力を有することもあり、原作ではデバフのオマケ程度だったダメージが充分実戦で活かせるレベルになった。

 ここに加えアビリティのサポートも入り、『強化忍術』で忍術ダメージ+25%、『忍び連撃II』で同属性忍術使用毎にダメージ+10%(Max30%)とさらに伸ばせる。敵に四属性いずれかの弱点があるなら『弱点特効』『弱点特効II(リンク)』も有効で、神獣戦や多くの敵幹部でも打点を稼げる(光弱点でもセイントセイバー付与という強化手段はあるが)。HP100%ならクラス2専用アビリティ『集気法』の魔法攻撃力+10%効果まで上乗せされる。

 だが中でも特筆すべきは『忍術SP+』『忍術SP+II』であり、併用すれば忍術1Hit毎にSPゲージが12%増加する。この「1Hit毎」だが、そもそも火遁や水遁は1詠唱3Hitなので36%、敵が5体なら一気に180%増加、ダメージ部位複数のボスなら部位の数だけSPゲージが増す仕様である。忍術自体連発しやすい攻撃手段なので敵一体でも充分なゲージ増加だが、多数ないし多部位ボス相手だと必殺技連発が可能な水準になる。ここにクラス3専用アビリティ『活殺自在』の「必殺技使用後30秒間、攻撃力と魔法攻撃力を10%上昇(重複なし)」が加わるため、ホークアイの火力は(投擲アイテムを除き)常時+10%状態にできる。

 単純な術師としてはアンジェラの超火力には及ばないが、SPゲージを増すアビリティを一切習得しない彼女との最大の相違点でアドバンテージ。敵の数に左右こそされるが、他の反則級SP回収特化クラスのゴッドハンドビショップに匹敵するレベルであり、攻撃魔法でダメージを重ねながらSP回収できる点で優れる。

 問題はアンジェラやシャルロットと比較してあまり伸びないMPが枯渇しやすいことだろう。消費MP7と軽めだが、SP回収などの特性からある意味で連発が前提であり、ガス欠になりやすい。他キャラのリンクアビリティやリーフセイバーなどと上手く補いたい。

 また、アビリティのカテゴリが全体忍術の習得は運なのだが、『強化忍術』は力、知性の『忍び連撃』と『弱点特効』系は知性、『忍術SP+』系は精神に配置され、全て習得となると育成ポイントが極めて重い。レベルを上げやすいクラスなので割り切ってレベリングするのも方法だろう。

 原作と違い「アンティマジック」に無効や吸収を解除する効果は無くなったため、耐性を持つ敵にはステータスダウンは付与出来ないという点にも注意したい。

 以上より全体忍術はダメージリソースとして優秀になっただけでなく必殺技の回転率を大きく向上させる攻撃手段になった。ここにシステム変更にて1分刻みで効果が切れるステータスダウン付与を反復出来る利便性までついてくるのは強力と言うしかない。特に多数の敵を相手に有利に立ち回れるクラスになった。

必殺技:「影潜り」

 「ナバール仕込みの忍術だぜっ!」

 というボイスが実装され、やはりナバール忍者の技であることが示された形になる。似たような拘束技のバラの舞千枚斬りとは爆発のエフェクトがある点が異なる。ちなみに原作のカボチカボチというサウンドな無くなった。また、敵の影潜りの演出はホークアイより大分ショボい上、ターゲッティングから命中までのタイムラグも大きく脅威度も原作よりかなり下がった。

 性能は約8秒間の単体拘束技で、魔法攻撃力も必殺技の威力に反映される仕様変更で腕力が弱めでも威力が担保され、『忍術SP+』系が回転率も支えてくれる。残影斬クラス4必殺技も含め広範囲の必殺技が一つも無いのだが、敵が多ければ全体忍術で一網打尽にしてSP回収もできるため、必殺技は単体用と割り切った方が良いだろう。

総評

 「必殺技が撃ちまくれるアンジェラ」の様なクラスで、単純な操作で火力を出せ必殺技での緊急無敵抜けも可能なため、アクションが苦手なプレイヤーでもノーフューチャーに挑めるくらいの性能になっている。

 一方でデバフ役と術師アタッカーに必殺技での横槍を兼ねてくれるのもサポート役として地味にありがたく、CSswapが出来る程度のプレイヤーにも重宝される。多属性を使いこなせるため紅蓮の魔導師のバリアチェンジや大魔女アニスの結晶体の対策にもなる。

 近接火力が意外と弱いといった欠点はあるが(ホークアイのクラス3では最弱、全体でも弱い部類)、様々な局面で活躍できる優秀なクラス。最強クラスが何かは議論があるだろうが、リメイク版では候補の一つなのは確か。

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