概要
物語後半に諸事情により復活してしまった8大属性の神獣のうち、水属性の神獣。その姿は見事なまでのトカゲ。魔法王国アルテナが擁していた水のマナストーンが置いてあった氷壁の迷宮の最奥でぼーっとしていた。
見た目は四足歩行の半魚人。ヒレのついた指先に背びれもあって水陸両用。ザ・トカゲな顔面と体色なせいか女性陣からはかなり不評。男も「うわ、トカゲじゃん!!」が第一声と物凄いトカゲ扱いされている。「オイラはトカゲじゃねぇ!!」
唯一ちゃんと神獣として警戒して武器を向けてくれるのはリースだけだったりする。
ちなみに設定では「その舌による魔力吸引はどんな賢者でも抗えない」とされる。
戦闘
SFC版
舌での近接攻撃や、雪の結晶をフリスビーのように飛ばす通常攻撃のほか、ジャンプで端から端へ移動しながら色々な水属性の魔法を飛ばしてくる。メガスプラッシュといった上位魔法の他、アイシクルとアイスクレイドルによる全方面氷魔法が脅威となる。アイスクレイドルに至っては攻撃力ダウンのデバフ効果付きなのでさらに厄介。コールドブレイズで雪ダルマにされたら速攻治療するように。
基本的にはそれくらいで脅威としては「神獣らしい強さ」程度にとどまる。
・・・しかし普通に戦ってると、ある時点で急に画面外に行ってしまう。逃げた?否、神獣は敵前逃亡はしないのだ。
なんと次現れた時は此方側におなかを見せてやってくるのだ。フィールドの裏側に張り付いて。
裏側にいる間、近接勢は一切攻撃が届かず、自分たちの足元から一方的に攻撃を浴びせられるのだが、この際アンジェラ等がいると魔法による遠距離攻撃が届く。アルテナ付近にいる神獣だけあり、アンジェラが大きなメタユニットとして機能する。
TOM版
リメイク版では張り付く場所が床から壁面に変更。とはいえ完全に攻撃範囲の対象外に逃れるためアンジェラの魔法すら届かないというか射程範囲外なのか撃とうと思ってもクイックコマンドに×印が付き押してもブブー音が出て打てないため一方的な攻撃に対処するしかなくなる。
さらにそこからダイブアタックをかましたり、体ごと一回転して周囲を薙ぎ払ったりと、通常攻撃がかなりアグレッシブになった。
なおアイシクルが全範囲攻撃にならなくなったので回避が容易になり、大技のアイスクレイドルについても氷の柱を破壊することでキャンセル+大ダウンがとれるようになった。事前に作戦でターゲットを「違う敵」に設定しておくと対処がかなり楽になる。なお氷の結晶攻撃は「アイスクリスタル」という正面に3発の氷塊を発射する特殊攻撃に昇格した。
追加仕様としてフィールドギミックで画面が一時的に霧でホワイトアウトし、床面がスリップ床に変化するようになった。時間にして1~2秒なので大した障害にはならないがノーダメージ狙いだとこれが厄介で、敵の攻撃や魔法の範囲を見逃してしまい、つい攻撃をくらってしまうことになる。
追加コンテンツの最高難易度「ノーフューチャー」では大技よりも通常攻撃やアイシクルの事故当たりに頭を悩ませることになる。特に一回転薙ぎ払いは攻撃範囲が可視化されるが技の出が非常に早く、技の出をわかっていないと発生の瞬間に強攻撃コンボを入れてしまい攻撃中に薙ぎ払われてご逝去することになる。追加仕様によるホワイトアウト中にやられると完璧なわからん殺しになる。
火属性が弱点なのは変わらないため、近接面子にはフレイムセイバーやケルベロスの爪をふんだんに使っていこう。
関連タグ
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