概要
聖剣伝説シリーズの1作目から登場している常連モンスター(1作目での表記は「パックントカゲ」)。4には登場しておらず、残念ながら皆勤ではない。
基本的に雑魚モンスターとして登場するが、2ではボスとして登場。2度戦う機会があり、2度目のクリスタルパレスでは3体同時に出現する。
幼体として巨大で薄ピンク色のオタマジャクシ「ぱっくんオタマ」も登場している。
2や3では、このオタマに一定ダメージを与えるとぱっくんトカゲに成長する。
なぜおたまじゃくしからトカゲになるのかとツッコんではいけない。
ちなみに3の「零下の雪原」では最初からトカゲ形態で徘徊している。
なお、LOMではオタマからトカゲに成長することは無く、オタマとトカゲがそれぞれ別モンスター扱いとなっている。
作品によっては、主人公やその仲間達を長い舌で飲み込んで大ダメージを与える技「ぱっくんペロッ」を持つ。
飲み込んだ後は無防備な状態のため、このときを狙って攻撃を行う戦法もある。
2ではひたすらこの攻撃だけを行うが、1や3・LOMなどでは尻尾を振り回して通常攻撃を行う。その代わり3ではただ飲み込んで一定時間行動不能にするだけでダメージは無い。しかしリメイク版「TOM」ではきっちりダメージを受けてしまう。
3では名前つながりかオタマの状態で倒すと「ぱっくんチョコ」をドロップするほか、マジックシールドと同効果を発揮する魔法アイテム「ぱっくんの油」を低確率でドロップする。また原作版ではトカゲは何故か投擲アイテム「ハンドアックス」も落とす。
原作では戦闘中に大抵トカゲに変化してしまうため、オタマ状態で倒すのは至難の業であったが、リメイク版ではオタマ状態でも充分に倒せるようになった。
LOMでは他の雑魚モンスターと同様、ペットとして仲間にすることが可能となった。シンクロ効果は回復アイテムのぱっくんチョコを出す「ぱっくんチョコ」。
後述のぱっくんドラゴンは登場せず、ペットのぱっくんトカゲが青色、敵のぱっくんトカゲが緑色となっている。敵としては「ゴミ山」にのみ出現する。
なお本作では飲み込みを使っても他作品のようにお腹が膨らむことはない。図鑑ではお腹を膨らませた姿が見られるが、没モーションのようである。
VOMでは「ドゥラ峡谷」に出現。2や3のようにぱっくんオタマを弱らせると成長する仕様となっており、最初からトカゲ形態で現れる場面は無い。
このぱっくんオタマが出現する箇所が限られているうえに出現数も多くなく、通常プレイではトカゲになる前に倒してしまう可能性が高い。
こちらが強くなってから会おうと思うとオタマを倒さないように弱い攻撃手段かモートレアのハーフバニッシュが必要になり、図鑑完成の落とし穴となることが多い。
上位種
一部作品では、上位種として「ぱっくんドラゴン」が登場する。こちらの幼体は「ぱっくりオタマ」。
2では「パックンドラゴン」表記でボスとして登場。こちらは下位種と異なりぱっくりオタマが卵から孵化した瞬間に成体に成長して襲いかかって来る。
2での設定によると、翼を持たない最下級のドラゴンとされているが、それでも1匹で並のモンスター100匹に相当する程の強さがあるらしい。
3では「光の古代遺跡」のモンスターとして登場。ぱっくりオタマが成長した場合のみ戦闘可能で2とは違い、いきなり成長する事はない。
尻尾の攻撃や舌での飲み込みのほか、自身の魔法防御力をアップする特殊技「パックンの油」(こちらはアイテムと異なりカタカナ表記)を使用する。
こちらはオタマ・ドラゴン両方で「ぱっくんチョコ」をドロップするほか、オタマ状態で倒せば「ぱっくんの油」やホーリーボールの効果を発揮する「光のコイン」を低確率でドロップする。また原作版ではドラゴンが投擲アイテム「パンプキンボム」も(何故か)落とす。
VOMでは「密林ミロス」に出現するぱっくりオタマを弱らせることで成長。ぱっくんオタマと比べると出現箇所も出現数も多く、「精霊の住処」にも出現するためぱっくんトカゲよりは会いやすい。