解説
名前の通り、非常に巨大な竜。
基本的に物語終盤で戦うことになる。
聖剣伝説3
フハハハ…これが新しい神の姿だ!
神々しかろう!さあ、地にひれ伏し、祈るのだ!
そして、新しい神の生贄として、死ね!
解説
神獣を取り込んで超神となった竜帝の真の姿。
オレンジと白の二色の鱗からなる巨大なドラゴンで、甲冑のように段々に重なった大きな鱗や疎らに並んだ鋭い牙など醜悪な外見をしている(本人は神々しいと称しているが)。
全身像が画面に収まり切れない程のその体躯は、3体のラスボスたちの中では最も巨大な体躯である。
「ヒュージドラゴン」とはSFCオリジナル版におけるNTT出版の攻略本である『完全攻略編』において表記された名前であり、ゲーム中では変身した際には「巨大な竜」(恐らくこれをそのまま英訳したものと思われる)、ターゲット選択時には「竜帝」と表示される。
リメイク版では「ヒュージドラゴン」が正式名称となっている。
原作SFC版
戦闘時はその巨大な体躯を生かした攻撃と画面全体が攻撃範囲のブレス『フレア』や自身の属性を変化させ弱点を変化させるなど、攻守ともに長けた自身の特性を生かして主人公たちと最後の死闘を演じる。生命力(HP)も数値の上では一番高い(無敵化を行うアークデーモンの方が事実上高いだろうが)。
そして最も恐ろしいのがその攻撃力の高さであり、属性の影響を受けない頭突き攻撃を一発食らうだけでHPが半分以下になる事もある。
リメイク版(TRIALS of MANA)
戦闘システム変更に伴い他の敵キャラ同様にバトル面が大きく変わった。
恐らく最も影響が大きい変更点は「標的になる部位の増加」で、ヒュージドラゴンは頭・首・胴体・両腕・両足・尻尾の八ヶ所に攻撃することが可能で、他にも標的を複数持つボスは多数だが、その中でも群を抜いて多数である。
そしてアークデーモンの両腕やゼーブルファーの左右の顔と異なりHPを共有し個別の攻撃もしないのでどこを殴ろうと全部弱点で普通にボスにダメージが入る仕様である。
流石に巨大さの兼ね合いで頭・首・両腕には簡単に打撃が入らないが、魔法や広範囲の必殺技なら問題なく巻き込める上に、同時に各部位を叩けば特に減衰することもないので、数倍のダメージを叩き込めてしまう。
なんならニンジャマスターの全体忍術なら8ケ所全てに必中なので、普通に雑魚敵の8倍ダメージである(ついでにアビリティ「忍術SP+」「忍術SP+Ⅱ」を付けて火遁や水遁を放てばホークアイのSPを288回収できる)。
というかヒュージドラゴンに限った話では無いが、このゲームは「部位」が多いボスほど攻略が容易になる。
この上、システム上難しかったのか体色変化は一回のみで弱点属性を変えるバリアチェンジもどきもなくなった。
弱点属性こそ無いが、吸収・無効・半減もなく、結果的に巨体を3D化して標的部位だらけのザル装甲と化してしまった。
さらに多彩かつ強力な攻撃手段と、各種攻撃魔法を駆使するのだが、「ターンウインド」と魔法以外は背側に当たり判定が無く、聖剣の勇者達が目の前に居なくても正面に攻撃をぶっ放すという、自称超神がちょっと哀れにすら見える様を晒す。いずれにせよ両足と尻尾付近には多くの攻撃が飛んでこないため、足や尻尾をチマチマ叩きながら魔法攻撃を示す赤範囲やターンウィンドの文字が出たらキッチリ回避するとよい。戦闘中ヒュージドラゴンとてそれなりに立ち位置を変えるのでベタ足で殴って良いわけではないが(というか置物なアークデーモンよりは全然動く)、概ねこれだけでも難易度問わず削り切れる。
アークデーモンも特定の攻略法が通用しやすかったりする兼ね合いもあり、プレイヤーによってラスボスの難易度ランキングは変わってくるものではある。
しかし、安全地帯に近い場所から殴れて、いざとなれば広範囲攻撃でゴリ押しして叩きのめせるヒュージドラゴンはかなり与し易いラスボスになるだろう。まぁ、巨体を持つ敵の足元が疎かなのはお約束だが…。
新約聖剣伝説
解説
『ヒュージドラゴン』という名のモンスターではこの作品が初出。
マナの聖域を守る神獣で、ジュリアスの影が差し向けてくる。
ラスダンに登場するドラゴンのボスという点から、FF外伝のドラゴン、レッドドラゴン、ドラゴンゾンビのポジションを一手に担ったと言える。
戦闘
ストップ状態や火だるま状態を付与する攻撃をしてくるが、木を登って頭部をヒーローのソードで斬りまくれば割とあっさりと倒せてしまう。
聖剣伝説 RISE of MANA
解説
御使(レイドバトルボス)として登場。
色違いのティアマットが真紅の竜なのに対して、こちらは黒っぽくなっている。