概要
聖剣伝説シリーズ5作目。
『聖剣伝説 ~ファイナルファンタジー外伝~』のリメイク版だが、
ストーリーを始めとして様々な部分に変更が加えられている。
タイトルから「ファイナルファンタジー外伝」が外れており、FFシリーズとの関連性はほとんど無くなり、聖剣伝説シリーズの要素が取り入れられている。
評価
ストーリーの改変が改悪とみなされることが多く、特にFF外伝のファンからは評価が低い。
単体のゲームとしてみても、システムや生田美和氏の担当したストーリーに粗が多く、評価はあまり高くない(オリジナル版未プレイを公言。リメイク曲の名づけには関わっているのだが…)
また、アミーゴシステムの存在(同じゲームを遊んでいる人と通信することにより召喚に必要なカードを入手できるが、全て入手するには100人との通信が必要)も低評価の要因のひとつとなっている。とはいえマジカルバケーションに比べればアミーゴの重要性は低い。
登場人物
- ヒーロー(小説などではデューク):男性主人公。本作ではグランス公国の大臣の息子でヒロインを匿ったのがきっかせでシャドウナイトに両親を殺され奴隷にされたという設定である。
- ヒロイン(小説などではエレナ):女性主人公。旧作ではNPCだが本作ではプレイアブルキャラクターである。
- ウィリー:ヒーローの奴隷仲間。旧作では物語が始まってすぐに亡くなるが、本作では最後まで生きておりヒロインの幼馴染であり彼女の物語で仲間になるという設定が追加されている。
- アマンダ:ヒーローの奴隷仲間だった女性で彼の物語で仲間になる。ウィリーとは対照的に物語上は旧作とあまり変わらない。
- シャドウナイト:ヒーロー及びヒロインと因縁を持つ敵。旧作と違い本来は暴君ではなかったがあることがきっかけでマナの一族を憎み迫害するという設定が追加された。
- デビアス:ジャドの街の領主。旧作では圧政を敷き実母メデューサを醜いという理由で封じ込めた外道だったが、本作では良き領主で母親思いの銀髪の美青年という設定である。
- イザベラ:聖剣伝説3からのゲストキャラだが、同じ姿、名前の別人。主人公にウンディーネの居場所を教え、シャドウナイトの真意に真っ先に気付いた魔族。
- 死を喰らう男:同じく、聖剣伝説3からのゲスト出演。善人化しているイザベラと違い、姑息な手を使う卑劣漢。
- ジュリアス:本作のラスボス。
外部出演
『聖剣伝説 ECHOES of MANA』にヒーローやヒロインを差し置いてシャドウナイト(CV:古川慎)が登場、FF外伝のシャドウナイトと共に襲ってくる。