「…体育会系なめんなよ」
概要
いつもキャップを被っているほか煙草を吸っており、大柄で角材やバールを武器にしている。
性格
粗暴な性格でゾンビを殺せなかった喜来比嘉子を蹴り飛ばしたり恵飛須沢胡桃に武器を使って脅し言うことを聞かせようとする等いわゆる悪い意味での体育会系。
更にリソースの一元化(実行されなかった為詳細不明だが武闘派の気質を考えると暴力を使った荒事であることは想像に難くない)の実行が決定した際や胡桃が逃げたのを見て「怖気づいたガキ」と判断した際にニヤケ顔を見せたり、胡桃に危害を加えた際頭を狙わず肩を攻撃しわざわざ反応を見て痛がる様子を見せない彼女に舌打ちしたりするなど弱い相手に暴力を振るう事を楽しむような一面もある。
だが不意を突かれるとびびったり自分が危うくなると態度を変えたりする小物じみた人間でもある。また思慮や危機意識も足りておらず結果的にそれが原因で自身の身を滅ぼす事になる。
活躍
大学へ侵入してきた二人組を貴人と共に追跡するも、逃げられてしまう。
その後、高上の死因を「新入り含む穏健派が、仲間が増えたことを理由に毒殺して間引いた」と推測した貴人の指示で拉致に向かったところ、キャンピングカーの前で胡桃と遭遇。
彼女が一瞬呻き声を上げたためゾンビかと警戒するも、そうでないと分かるや否や問答無用で連れて行こうとする。
しかし彼女の手に触れた際、手が異常なほど冷たかったことから「ゾンビになりかけている」と判断、彼女を攻撃する。
その後鉄柵の前まで追い詰めるも、ゾンビの習性を利用して胡桃がシャベルを柵に叩きつけて呼び寄せたゾンビに襲われてしまう。
必死の抵抗(と命乞い)も空しく、ゾンビの群れに噛み付かれてゾンビになった。
余談
- 上記のように弱い者への暴力を振るうことを楽しむような面があるが高上がゾンビ化した原因について他殺の線が浮上した時、焦りながら自分の関与を否定しておりこの様子から同じ武闘派の仲間ですらそういった事をやっていた可能性もある。
- 胡桃が「ゾンビになりかけている」と判断して追いかける際「もったいねぇなぁ」「もったいねぇよな」という言葉を言っている。後者は高上の話題の直後であり戦力を惜しんでのものと思われるが前者の理由は結局分からずじまいだった。尤も、この男の性格を考えると碌な物では無いだろうが。
- ゲーム「きららファンタジア」において、★5の胡桃が使用するとっておき「かんせん」の演出は、この時隆茂を葬ったシーンを意識したものとなっている。
- 2018年に「きららファンタジア」内で開催されたイベント「くるみインワンダーランド」にて登場したボスキャラ「黒黒団首領」の使用する技の中に、彼のセリフである「もう痛みなんかねぇのか?」を意識したと思しき「もはや痛みなどない」というものがある。