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SPACEBATTLESHIPヤマトの編集履歴

2024-12-07 08:20:00 バージョン

SPACEBATTLESHIPヤマト

すぺーすばとるしっぷやまと

大人気アニメ「宇宙戦艦ヤマト」を題材とした東宝の特撮映画。

概要

 2010年に公開された東宝の実写映画監督山崎貴

 宇宙戦艦ヤマトシリーズ初の実写作品で、主役古代進役にSMAP木村拓哉沖田艦長役は山崎努。設定は旧アニメから結構変わっており、特にガミラスメカニックは近代的にリメイクされている。あと、佐渡先生が美人


基本的なストーリーは「宇宙戦艦ヤマトが地球滅亡の危機を救うため、宇宙の彼方にあるイスカンダルへ旅立つ」という『宇宙戦艦ヤマト』(第1作。特に『劇場版〜スターシア死亡編』)の展開に沿っている。『宇宙戦艦ヤマト』の生みの親の1人である松本零士の参加以前の「ラジェンドラ星」版ヤマトの他、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』や『宇宙戦艦ヤマト 完結編』もモチーフにしている。特に後半は『さらば』の要素が強く(主要メンバーの多くが壮絶な戦死を遂げる)、最終シーンには『完結編』の要素が加わる。


 元々ぶっ飛んだ設定の作品故に、公開前のファンからの不安は凄まじかったものの、1億円もの広告費を使っただけあって製作費20億円に対し興行収入は41億円を弾き出すなど、興業的な面においては成功に終わった。


主な登場兵器

宇宙戦艦ヤマト

 全長 534m

 全高 154.33m

 全幅 93.62m

 武装 三連装ショックカノン 三基

    三連装パルスカノン 二基

    パルスレーザー砲(対空火器)

    二段連装パルスプレット砲(対空火器)

    レールカノン砲(対空火器)

    艦首ミサイル 六門

    舷側七連装ミサイル 二基

    ロケットアンカー

    煙突ミサイル

    波動砲

    

 旧作と同じく、地球防衛軍所属の宇宙戦艦である。地球滅亡を目前に、エリートのみを乗せて地球を脱出する予定であった宇宙船を、沖田の意見により改装され完成したのが本艦である。


外観

 外見はヤマトシリーズに登場するものと同じであるが、細部が異なる。まず全体的に、実写版らしくディテールアップ(舷外電路や梯子、装甲など)がされており、他作品のヤマトより重厚な印象を感じられる。また「艦橋横の翼が逆ガル翼になっている」「第三艦橋付近にレーダーが増設されている」などの点も異なる。


機関

 ヤマトの主機である波動エンジンは、イスカンダルから供与された設計図を元に作成されたため、従来の機関(核融合炉など)とは全く異なる形をしている。形状は旧作やリメイクと異なり、黒を基調としアームのようなものが、光点を軸に回転している形(イスカンダル、ガミラス文明の機関に似ている形)に変更されている。また、強力な放射線や閃光を放つためか、そのエンジンに直接近づくことはできず、機関制御室からガラス越しにしか見ることはできない。

 波動エンジンを搭載したことで、ワープ航法が可能となった。詳しい原理は劇中では説明されていないが、整備員曰く「時空を飛び越えるらしい」とのこと。ワープエフェクトは他作品と異なり、煙の中に入っていくようなものになっている。


兵装

 ヤマトの主兵装であるショックカノンは、戦艦大和の46cm砲と同じ位置に設置されている。光線が青白い点は旧作と同じだが、発射音は実際の艦砲と似たものに変更されている。副砲に「パルスカノン」という兵器が存在するが、劇中の様子を見るに、ショックカノンとほぼ同じようである。

 劇中での活躍は、初のワープ直後に遭遇したガミラス艦隊相手に発射。ガミラス空母に全弾命中させ、そのまま轟沈させている。物語後半では、イスカンダル到着時に奇襲を受けた際、対空戦闘にて射撃をしており、正面からの大型ミサイルを迎撃している。また、イスカンダル上陸作戦時に、上空からガミラスの対空兵器群を破壊し、古代らの作戦を支援している。

 フォルムは原作と異なり、戦艦大和の主砲をモデルにしているらしく、より重厚な砲室に華奢な砲身が特徴である。


 対空火器群は旧作と異なり、多種の兵装が混載されている。しかし、劇中では「全て同じ赤い光線」「同じ発射開始距離」などから、全て一括で管制されているようである。

 劇中では初ワープ時に遭遇したガミラス艦載機の迎撃や、イスカンダル到着時の奇襲にて使用。何機か撃墜しているが、あまり撃墜率は高くない模様。


 ヤマトの代表的な兵装である波動砲。初登場はまさかの発進直後の惑星間ミサイル迎撃時。旧作のように発射に時間がかかり、発射直前・直後が無防備になるのが欠点だが、その分威力は絶大であり、これを耐え凌いだ敵は存在しない。旧作のような発射音は無く、発射時に強力な波動を出すのが特徴である。光線の進む音が人の声のようになっているのも、旧作との相違点である。

 劇中では惑星間ミサイル迎撃、ガミラス砲艦迎撃時に使用。物語後半で砲口を塞がれてしまい、最後の自爆時にヤマト自体を爆発させるのに使用された。


 その他ミサイルのような実弾兵器があるが、劇中では一切使用されることはなかった。


関連項目

特撮 SF映画 邦画

復活篇 宇宙戦艦ヤマト2199

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