太陽光、太陽熱、風力、水力、地熱、バイオマスといった自然に普遍的に存在し、枯渇しないエネルギーのこと。このうち太陽光と太陽熱は太陽エネルギーを直接、風力と水力は間接的に太陽エネルギーを利用する。地熱は地球の内部(圧縮熱、核分裂)から生み出される熱に由来する。
これら(バイオマスを除く)は石油・石炭・天然ガスなどの化石燃料と異なり、利用しても地球温暖化の原因となる二酸化炭素を排出しない。製造時には温室効果ガスが排出されるが、ライフサイクル全体でみると化石燃料より環境負荷が低い(Science Feedback)。薪や生ゴミやバイオエタノールなどのバイオマスエネルギー(生物に由来するエネルギー)は利用すると二酸化炭素を排出するが、消費分を栽培すればCO2の収支が合うとしてこれらも再生可能エネルギーに含まれている。
ここ数十年で、再生可能エネルギーは大きく値下がりし、世界各地で普及し始めている(参考論文)。アメリカでは、太陽光発電と風力発電が最も安い電力源となっている(Yale Climate Connections)。国際エネルギー機関(IEA)は2050年までに太陽光発電と風力発電が主流の電力源になると予測している(ESA)。
再生可能エネルギーが普及すれば、大気汚染の改善(IPCC)、化石燃料の輸入に毎年費やされる数十兆円がうくとされる(資源エネルギー庁
しかし、根本的に海外製モジュールに依存しておりその効果ば疑問詞がつく。
また、根本的にエネルギー密度は化石燃料の100分の1未満、ものによっては数百分の1という劣悪なエネルギーであり、比較的マシな太陽光発電ですら火力発電所と比較して100倍近い面積を占有する為、森林伐採なども横行しており本末転倒と言わざる得ない状況となっている。
これらは他の再生可能エネルギーもほとんど同様。
バイオマスや地熱はそもそも熱伝導、栽培が消費量に対して到底追いつくものでは無く、さらにどちらもエタノールによる金属腐食等により整備性や耐久性は劣悪であり、課題しかない。
また、根本的に外的環境へ依存したシステムであ「動作確実性」が無く、また需給調節が不可能なエネルギーが多く、これらを主電源化するのは現実的に不可能である。
再生可能エネルギーは火力発電より数十倍から数百倍もの広大すぎる土地を要するため、土地が狭い日本は洋上風力発電の普及を目指している(ロイター通信)。
が、自然破壊や風車の腐食、破損などが相次いでおり環境破壊や危険をばらまいてる側面もあるため前途多難所では無い。
また、風力発電によって消費される風による環境への影響は視野にすら入っていないため、これらは序の口である。