「帝国に仇なす蛮族どもめ!」
データ
※1:書籍『ロマンシングサ・ガ大全集』より
※2:書籍『ロマンシングサ・ガ2 冒険ガイドブック』より
※3:クジンシーを撃破すると1年経過するため。
概要
ゲーム『ロマンシングサガ2』の登場キャラクターの1人である帝国軽装歩兵(男性)の一人目の名前。
ゲーム開始時の皇帝レオン率いる初期パーティメンバーの一人。
大剣を得意としており、先頭のベアが前衛の盾役(タンク)、テレーズが弓による後方からの支援(サポート)とするならば、こちらはレオンと共に重い一撃を加える攻撃役。
最初期こそパワーとスピードを武器に大剣を力任せに叩き付けるだけだが、巻き撃ちや強撃を閃けば強力なアタッカーになり得る。
しかし一方で
等と言った同期の仲間達と比較すると(帝国軽装歩兵としてのジェイムズの相方である女性ライーザ共々)やや印象が薄い。
戦闘力
同クラス8人の中では「体力」が特に高く、6番手のロナルドと並んでトップタイである。
技の閃きに関しては大剣に向いているが、ほぼ中級までの技しか閃けないので、少なくとも閃き目当てなら後半の起用には向かない。
他のキャラで技を閃き終えてしまえば、4種類の武器技能を習得していることから技ポイントの豊富さゆえに安定した戦力にはなり得るが、それは同クラスの男女16人全員共通の特徴でもあるため、彼特有の長所と言うわけではない。
リメイク版『リベンジオブザセブン』
公式イラストをベースに紫色のロングヘアが似合う美男子とも言うべきイケメンな3Dモデルとなった。更にライーザと共に文学や内政に秀でたジェラールが不慣れながら戦闘に参加していることを心配するなど細かな優しさが垣間見え、性格まで超イケメンになった。
戦闘面ではやはり大剣に加えて槍を用いたパワータイプとして運用することになるが、連携システムの導入によって技を覚える前から大ダメージを狙える連携要員として活用できる。大剣は弱点にならずともそれなりの破壊力があるため、安定したダメージが期待できるだろう。
が、本作では新たに仲間を再編成できるため結構な数のプレイヤーが見た目の美しさ……もとい能力がほぼ同じライーザや大剣により特化した性能のヘクターにチェンジしてしまうなど、やはり印象の薄さが出てしまった感はある。
人物関係
皇族
ジェイムズが仕えるバレンヌ帝国の皇帝。
レオンの長男である第一皇子で、ジェイムズのように大剣を得物とする。
画集『時織人』に拠るとジェイムズとは親友であり、剣の稽古相手でもあったとのこと。
しかしヴィクトールは流し斬りを使えるのに対し、ジェイムズは大剣の剣技の初歩である巻き撃ちすら習得していないと大きな開きが出てしまっている。
レオンの息子である第二皇子。
レオン・ジェラール親子とはリマスター版までは初期パーティー仲間だが、リベンジオブザセブンでは『最初はレオンとジェラールの二人パーティーで封印の地の外にいる状態からスタートで、封印の地に向かっていたジェイムズと後述の二人の先遣隊と合流して五人パーティーになる』という流れとなっている。
帝国軽装歩兵
帝国軽装歩兵としてのジェイムズの相方である女性。
同僚
それぞれ帝国重装歩兵の男性と、帝国猟兵の猟兵隊長を務める女子で、ジェイムズとは初期パーティーとしての仲間で、実はジェイムズは二人より年下である。
その他
レオンに雇われているフリーファイター及び傭兵隊長。
ジェイムズやヴィクトールと同じく大剣を得物とするが、ヘクターは『傭兵は優れた戦士にしか従わない』というポリシーも相まってジェラールを侮っており辛辣な台詞を言う場面もある。
コミカライズ版ではジェイムズとライバル的存在であり、後にヘクターがジェイムズの妹と結婚することでジェイムズはヘクターの義兄となる。
ゲームシステム的にもどちらも大剣使いとして被っているため、互いに切磋琢磨する間柄になるのは自然である。