トナカイと言う名はアイヌ語のトゥナッカイが由来。
雌雄どちらにも角がある唯一の鹿であり、冬に角が残っているものは基本的に雌、雪を掘って食料を探したり子供を守るために必要だからである。
ちなみに角には細かな毛が生えており、強度は所謂鹿に比べて弱め、左右の形が結構違う個体も少なくない。
ただし、去勢した雄は冬でも角が残る、北海道は幌延町のトナカイ牧場に冬でも角をつけた雄がいるのはそのためである。
このことを踏まえてクリスマス頃増えるであろうスカした男子に擬人化されたトナカイの絵を見るととても複雑な気分になれること請け合いなので、是非とも覚えておいていただきたい事実である。
サンタクロースの橇を牽引する動物と言う伝承があり、クリスマスの意匠としてしばしば用いられる動物。牽かせることは可能だが複数頭立ての場合はその習性から制御が不可能になる。
実在する動物である。ただし飛行する個体は確認されていない。