概要
『暗黒竜と光の剣』から存在する伝統的な地上騎兵種。飛翼騎兵種であるペガサスナイトやドラゴンナイトと同様に、屋外戦ではソシアルナイトとして槍を、屋外での任意の降馬時と屋内戦ではナイトとして剣を使い分ける騎士。全編に渡って屋外戦だけが展開される『聖戦の系譜』以降は、降馬しない状態で複数の武器を使い分ける騎兵種も登場する。
地上騎兵種細分化の流れ
暗黒竜と光の剣
騎兵種
- ソシアルナイト→パラディン(槍)※降馬時のみ剣
歩兵種
- ハンター→ホースメン(弓)
ファイアーエムブレム外伝
騎兵種
- ナイト→パラディン→ゴールドナイト(槍)
歩兵種
- アーチャー→スナイパー→ボウナイト(弓)
聖戦の系譜
騎兵種
- ソシアルナイト、トルバドール→パラディン(剣、槍)※トルバドールのみ剣、槍、杖
- フリーナイト→フォレストナイト(剣)
- ランスナイト→デュークナイト(槍)
- アクスナイト→グレートナイト(斧)
- アーチナイト→ボウナイト(弓)
歩兵種
- ロード→ロードナイト(剣、槍)
- プリンス、プリンセス→マスターナイト(剣、槍、斧、弓、炎、雷、風、杖、光)
- マージ→マージナイト(剣、炎、雷、風)※第二部にマージとして登場するティニーのみ例外でマージファイター
特徴
剣よりは重いが攻撃力が高く、斧よりは弱いが命中率の高い槍を主に扱い、魔法に対する防御力を除いて平均的に上昇する能力値のバランスが良く、下級地上兵種最高の機動力や馬の乗降による武器選択など、平地戦ではあらゆる局面に柔軟に対応できる戦力の主軸として重宝される。また、武器による兵種細分化が採用された『聖戦の系譜』以降は剣と槍を併用する騎兵種として位置付けられ、その汎用性にさらなる磨きがかかる。その反面、地上騎兵種は他の兵種に比べて参入人数の割合がやや多いために経験値の分散に繋がりやすく、第一線に投入するキャラクターを予め絞り込んで育成する必要がある。
なお、シリーズの大半で「赤と緑の鎧を纏うソシアルナイトが最初から参戦する」という赤緑の伝統が踏襲されており、その始祖は『暗黒竜と光の剣』に登場する赤の騎士カインと緑の騎士アベルである。
赤の騎士
- 主に体力、力で高い成長率を発揮し、一撃必殺を得意とする。
- 熱血漢の面があり、常に真面目で何を置いても忠義を重んじる。
緑の騎士
- 主に技、素早さで高い成長率を発揮し、一撃必中を得意とする。
- 分析家の面があり、真面目ながら忠義の次に自由を重んじる。