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ラストリベリオンの編集履歴

2013-05-04 08:28:00 バージョン

ラストリベリオン

すべりおん

←ネタ絵抜きでのラストリベリオンの絵はこの絵以外はありませんでした。

日本一ソフトウェア発売、ヒットメーカー開発の色んな意味で反逆しているRPGである。


日本一ソフトウェア発売、ということでやり込みを期待して購入したプレイヤーの多くを反逆の名に相応しく裏切り2010年クソゲーオブザイヤーの大賞に輝いたソフトである。

後述の通り、あらゆる内容がスベっていることから『スベリオン』の異名を付けられてしまった。


自称、王道RPGであり、2人の主人公を切り替えて進む、というシステムであり日本一ソフトウェアのソフトらしく様々な要素を詰め込んだ意欲作……のはずだったのだが。

クソゲーたる由縁

壮大な設定の割には内容はスカスカであり設定が大きい分、余計にこぢんまりとした印象を与えている。主人公はブレイドとシールという作中の能力者である設定であるのだが抑もこの能力についての特別な描写は殆ど無く主人公達以外の能力者も見当たらないので結果としてこの能力がどのような意味を持つのかが分からない。更には国家レベルの危機と言われている割には演出がなく実感が分からない。ただでさえプレイヤーが感情移入しにくい上に描写もない為結果ストーリーは死んでいるも同然と言える。


そして何故かボイス英語であり字幕が出る、というシステム。しかしながら英語そのものも素人、というよりも棒読みとしか思えないものであり、更には日本語の字幕もどこぞの翻訳サイトを使ったのでは無いか、と言う程のチープなもの。臨場感などは皆無に近いが聞き取りやすい英語であるため「英語教材ではないのか?」と言う皮肉もある。またBGMは初期設定が非常に小さい音であり「環境音かと思った」「英語学習の邪魔にならないように、という配慮」など散々な言われようとなった。


ここまででストーリー面に期待出来ないのは分かって頂けたと思うが日本一ソフトウェアのウリとも言うべき戦闘システムでも微妙としか言いようがない状態である。まず、装備品は存在するのだが装備品を付けたところで能力値は少ししか変化しない。一方でレベルが上がると能力値はどこぞの国のインフレ並に増えていくため装備品の価値が殆どない。戦闘はシンボルエンカウントであるがシンボルの移動速度は主人公の移動速度と比べてかなり速く敵に気付かれた場合逃げ切ることは不可能。つまりシンボルエンカウントの意味合いはほとんどない。更に逃走(これもただでさえ確率が低い)に成功した場合でも無敵時間は無いため、結局再エンカウントする羽目になる。


更にいざ戦闘になった時にはレベルが低いと攻撃が全然命中しない、という事になり戦闘時間は必然的に延びることになる。そして魔法や特定の順番で部位を攻撃すると経験値ボーナスなどのシステムがあるのだが……結局のところ総当たりになってしまうこと、そしてレベルアップすると一気に強くなってしまうことから「レベルを上げて物理で殴ればいい」という名言が生まれ、この言葉は攻略wikiでも使われた。というよりもラストリベリオンの質問に対しては結果としてこう返すという風潮が2chでは生まれた。


そして肝心のボリュームも大した事は無く10時間程度でクリア可能。日本一ソフトウェアのソフトながら2周目やクリア後のオマケ要素は一切無し。唯一のメリットは「トロフィーのコンプリートは楽」といったところだろうか。ゲーム名が表示されて恥ずかしいという意見も・・・。

総評

結果としてこのゲームその物は中二病の人が考えた世界設定をそのままゲームにしてしまった、とでも言うべき出来。『大きなバグは無い』、『素材は一流』、『なのに褒めるところが無い』といことからクソゲーオブザイヤーでは鉄壁のディフェンスなどと称された。事実海外レビューサイトでは「存在する価値が無い」とバッサリ切り捨てられることになった。


関連タグ

レベルを上げて物理で殴ればいい 日本一ソフトウェア クソゲーオブザイヤー

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